Home / 恋愛 / キミイロワタシコイゴコロ / 第四話一歩一歩前へ

Share

第四話一歩一歩前へ

last update publish date: 2026-08-31 08:41:05

第四話一歩一歩前へ

私と彩那はスマテンでたくさん買い物をしたので両手いっぱいのカバンに商品を入れて交代交代に錦秋通りまで運んでいた。

三十九分後

「はあ、はあさっき休憩したばっかだから体力回復したと思ったんだけど……さすがに買いすぎたかな……よいしょっと」

「愛海代わろうか?」

「だ、大丈夫彩那に持ってもらってばっかだから……もっと体力をつけていれば良かったよ」

私が彩那に遠慮していると自動販売機の前に見知った顔の男性がいた。

「お~愛海ちゃんおはよー、今日も食べ物ないの?」

「高原さんおはようございます」

そうこの男性は私に会うたび食べ物を要求してくる『タカリの高原』として有名だと、食べ物を渡したあとに知った。

「今日は……飴ならあるのでそれで我慢してください」

私は"優しい良い人"を演じたくなくてもつい演じてしまいタカられる前に食べ物や飲み物を渡してしまう。

私が口をつけたペットボトルの水を飲まれたこともある。

いつもは高原さんのペットボトルに水を入れていたのだが、その時は持ってないからと渡してしまった。

本当は断りたいし出来ることならあまり関わりたくない

この街には『タカリの高原』『イビリの佐竹』『オゴリの松本』『ネタミの勝俣』の迷惑四天王と近所の人から言われている人間がいる。

私は『タカリの高原』に目をつけられた

……とその話はここまでにしようかな。

十分後

私は高原さんにはポケットに入れていたのど飴を渡した後錦秋通りに向けて歩き始めた。

「ごめんね彩那……私いつもあんな感じなんだ。彩那の前だと素を出せるんだけど、他の人の前だと"優しい良い人"を演じちゃうんだ。引いたでしょ」

すると彩那は怒ったような顔をして

「引くわけないでしょ!! 優しい良い人を演じることの何がいけないの!? 誰だって素を見せるのは怖いものだよ……愛海だけじゃなくて私だって本当は怖いんだよ」

「……本当に?」

「本当だよ……えへへ、怖がってるようには見えなかったでしょ」

「うん、いっつも彩那は周りを笑顔にしてたからさ(私彩那の表面しか見てなかったってことなのかな、それは嫌だな。やっぱり彩那のことは全部知りたい)」

「えへへ、私は愛海の前だと思えばいつもより強くなれるんだよ」

彩那がそう思ってくれてるなんて私知らなかった

私は彩那のことをもっと知りたいと思い

「ねえ彩那今日から交換日記してみない? 今度は演じず本音でちゃんと書くから!! さっき私もしかしたら彩那のこと表面しか見てないんじゃないかって感じて……思いつくのが昔彩那としたことのある交換日記ぐらいだから……ごめん嫌だよね」

「嫌じゃないよ!! それに愛海は私の表面しか見てないかもって言ってたけど誰だって心の奥の方までは分からないよ!! 分からない中でこうしたら喜ぶかなとか楽しいかなとか色々考えながら付き合ってるんだよ。交換日記のことだって愛海が私が喜ぶと思ってくれたんでしょ……私ね、愛海が私のために時間を使ってくれたことが嬉しいから、そんなに自分を卑下しないでほしいな。それで……いつ交換日記用のノートを買いに行く?」

「そう言ってくれてありがとう彩那……それなら一旦家に荷物置いてから牧場書店行ってノート買おうと思うんだけど……それで出来たらお揃いのノートにしたい。昔彩那が『ねえ愛海せっかく中学も一緒になれるんだからお揃いのノート買おうよ』って言ってくれたのに……あの時私お揃いって言葉に恥ずかしくなって、本当は買いたかったのに意地張って断っちゃったからさ……遅くなっちゃってごめんね」

「……そっか『本当は買いたかったのに恥ずかしくて意地張って断った』のか………えへへなんだか嬉しい(なにそれ、ほんとかわいすぎるんだけど~!! 今思えばあれ照れてたんだ……あの時私愛海が怒っちゃったって思って焦っちゃって帰ってからも怒った理由を聞こうとしたけど悩みに悩んで結局聞けないまま今日までズルズルと……これなら聞いておけば良かったかも。もっっっと好きになっちゃったんだけど、どうしようもう!!)」

「うっ、あの時はほんとごめんって……どうして彩那ニヤニヤしてるの?(彩那の笑顔って本当かわいい……ほんとずっと見てたいなんて……そう考える私っておかしいよね)」

「それじゃ愛海錦秋通りに向かおっか……行った後は日記を買うんだよね」

彩那はそう言い私に微笑みかけた。

そして私と彩那はさっきの大荷物を持って錦秋通りに再び向かい始めた。

Continue to read this book for free
Scan code to download App

Latest chapter

  • キミイロワタシコイゴコロ   最終話君色に

    最終話君色にそして卒業式当日教室に入ると彩那の周りの空気が重くなっており、普段は周囲に人がいる彩那の周りには誰もいなかった。私はそんな重たい空気が漂う中自らの想いを学校の中……教室の中だというのに彩那に向かって叫んだ『──私は彩那が好き──!!』当然みんなの視線は私に集中した。しかしいつもなら大勢から視線が集中した途端話を止めてしまうのだが、想いの枷が外れた私は止まることなく今まで押し殺していた想いを泣きながら叫んだ、叫び続けた。私の叫びは求愛のために美しい音色で鳴き続けるスズムシの雄とは違う……私のはお店の中だというのにお金のことで説教を大声で延々とする父の声のような醜さだ。卒業式だったこともあり何時間も遅れ先生から呼び出しを受けたが私は先生のところに行かず、説教されている時も私は叫び続けた。私はその後に呼び出しを受けたが、その相手が悪かった。その相手というのは河口先生(かわぐちせんせい)だ。河口先生は理事長の息子であることを理由に根も葉もない理由を付け生徒を退学させまくるくせに他の先生から注意一つ受けないことから生徒たちから"調子に乗ったボンボン野郎"と言われている。私はその河口先生の逆鱗に触れたのかさまざまな理由をつけられ退学処分を受けてしまった。もう彩那に会えないのかな……だって連絡先も何も聞けてないんだよ!!……そもそも今日卒業式だからすると突然コンコンと扉を叩く音が聞こえた。河口先生が開けるとそこには泣いている彩那がいた。彩那は泣きながら「あの、河口先生……愛海を退学にしないでください、お願いします……私が今まで頑張ってこられたのはかっこいい姿を愛海に見せたかったからなんです!! だから……河口先生、辞めさせるなら私にしてください、お願いします!!」と河口先生にお願いしていた。私は彩那がそう言ってくれるだけで、沈んでいた心が癒やされていく音が聞こえてきた気がした。彩那の懇願を聞いた河口先生は退学を取り消してくれた。紙をめくる音を聞いた彩那が私の背後から覗き込みながら聞いてきた。「何見てるの愛海?」「卒業アルバムだよ」「懐かしいね。もう三年前かぁ、早いね」「だよね。ねえ彩那、咲美から聞いた?」「何を?」「咲美たちも同棲することになったんだって。何かお祝い買わなきゃいけないね」「奮発しちゃおうか!! せ

  • キミイロワタシコイゴコロ   第十六話本当の姿

    第十六話本当の姿私と彩那の学校では二年生で一旦卒業式を行い三年生では系列大学のコネクションを使い大学生活を一年間体験するというのが決まりになっている。その関係で修学旅行は一年生で行うのだ。しかし今回ばかりは去年の修学旅行が今年になってよかったと本当に思う。修学旅行が終わった私たち二年生は卒業式の準備と講義決めが待っている。「彩那はどの講義を受けるか決めてる?」私が彩那に質問するといつもの元気が嘘のように小さな声で答えた。「……保育士」その光景を見て私は彩那のことを何も知らないのではと大きな不安に押しつぶされそうになった。「……彩那?」「ごめんね、心配させたよね。夢を口に出すのが怖いの……叶わなかったらって考えたらやっぱり怖くて、失望したでしょ」「失望なんてしない!! どんな彩那でも彩那は彩那だよ、私にそう言ってくれたでしょ。私本当に嬉しかったんだよ、少しは自分を認めてもいいんじゃないかってそう思えるぐらい。お願いだから彩那一人で抱え込まないで私にも抱えさせてよ……恋人でしょ私たち」今は周りにどう思われるかより彩那に安心してほしい、その一心で言葉をかけた。「ありがとう、でもちょっと一人にさせて」彩那はその日から一週間ほど一人で帰るようになった。何度誘っても断られてしまった。どうしてと考えているうちに思い出したことがある、それは彩那は一度も私に夢の話をしていないということだ。なぜ安易に聞いてしまったのか考えれば考えるほど沼にハマるように気持ちが沈んでしまう。咲美と灯凪ちゃんとは話す彩那を見て私は……やっぱり恋人失格だったのではないかと考えていたとき「もう見ていられません!!」と橘さんの声が聞こえてきた。「どうしたの橘さん、もしかして彩那を奪いにきたの?」「そんなわけないことくらいわかりますでしょ!! ここ最近の彩那様と白本さんときたら……とっとと仲直りすればよろしいではないですか。彩那様は白本さん、貴女を待っているのですよ。親衛隊の私たちでは心の奥底までは踏み込めません、恋人である貴女でないといけないのです。必要であれば私たち親衛隊を利用して構いません……ですから彩那様の笑顔を取り戻していただけないでしょうか」橘さんは深々とお辞儀をして私に懇願してきた。私は戸惑っていると彩那との思い出が走馬灯のように駆け巡った。「橘さ

  • キミイロワタシコイゴコロ   第十五話宣言した朝

    第十五話宣言した朝アラームが部屋中に鳴り響き目を覚ました私はすぐさま昨日の宿題を終わらせ朝のシャワーを浴びた。「……スッキリした」私がお風呂場から出ると、良い匂いがしたので周りを見ると昨日買った鮭おにぎりを食べている彩那の姿があった。その姿を見て思わず声をかけてしまった。「今おにぎりを食べて朝食を食べられるの?」「分からないけど、お腹すいちゃって」おにぎりを食べながらお腹を鳴らしている彩那を見て強くは言えなかった。「可愛い」リスのように口いっぱいに頬張る彩那を見て溢れた言葉を彩那は聞き逃さなかったようで、おにぎりを飲み込んですぐに私にハグをしてきた。「ちょっと彩那もうすぐ行かないと間に合わないよ!!」「もうちょっとだけ」抱きついてきた彩那から寝息が聞こえてきて私は焦って起こした。「……んん、それじゃあ行こっか」袖で目を擦っている彩那を見て愛おしくて仕方ないという思いでいっぱいになったが、それは恥ずかしくて口には出来なかった。そして朝食を食べるために一般のお客さんと同じエレベーターを使ってホールに向かった。エレベーターから出てからすぐにただでさえ空いたお腹がさらに空くような良い匂いが漂ってきた。私がお腹を鳴らすと彩那が喩え話をしてきた。「これって上手く言えないけどお腹空いてる時に飯テロの動画を見た時みたいなそういう時の状態みたいな感じしない?」なんとなく理解できたので、私は軽く頷いた。普段なら理解がなんとなくでも完璧に理解出来ましたみたいな雰囲気を出す。彩那相手になら少しは本心を出せるようになってきたことに私は安心感に近い感情を抱いた。「いつかはみんなにも本心で接したいな」「それでしたら私にもそう接してくれてもいいですよね白本さん」呟いてしまった言葉を後ろにいた橘さんに聞かれてしまい私はものすごく焦り戸惑っていた。「愛海は穂乃果(ほのか)ちゃんにしっかり本心で接してるよ」彩那が私を庇って答えてくれた。だけどそれだけではダメだと……私は勇気を奮い起こして橘さんに説明した。「そういうことだったらそう考えてもおかしくはないわよね。……話すの相当勇気が必要だったでしょ、話してくれてありがとう」橘さんに少しなら心を開いてもいい……のかも。「まあ彩那様を幸せに出来ないのでしたら私が奪いますけどね」「ちゃんと彩那のこと

  • キミイロワタシコイゴコロ   第十四話大切な事

    第十四話大切な事「あれ二人こんなところでどした。というか穂乃果を見なかったか?」「さっきまで話してたんだけど、あそこの道で別れたんだ。その後は知らないかな」「そっか、ありがとな。……こりゃあ穂乃果を慰めないとだな」宮野くんはそう言って去っていった。その後私たちは先生とも遭遇した。「二人とも修学旅行楽しめてる?」私たちは大きく頷いた。先生は満面の笑みを浮かべて喜んだ。「二人とも散策するなら明日にしておいたほうがいいと思うわ」彩那がなんでと質問すると、どうやら晩御飯の時間が早まったらしくそのことを伝えて回っている最中だったとのこと。「分かりました。彩那と一緒に向かっておきます」晩御飯の時間が早まった理由はホールに着いた時にわかった。そこにいたのは今話題になっているお笑い芸人コンビのネオキシスターズだった。それを見たみんなは大騒ぎだった。「あの人たちって彩那の好きな……」「…………」彩那はフレーメン反応の猫みたいに驚いていた。「良かったね彩那」私にとって彩那に何回か見せてもらったことがある人たちという認識だけど、テレビで見た人たちが目の前にいるこの事実に結構驚いている。それ以上に驚いたのは谷崎先生の『先生が好きだから来てもらったよ』のこの言葉だった。それだけで呼べたって谷崎先生ってすごい人なのではと正直思ってしまった。ご飯を食べ終えてコントを見た私たちは部屋に戻った。「凄かったね愛海!! 写真撮っておけばよかった」彩那が悲しんでいるのを見て私は彩那の肩を叩き私の撮った写真と動画を見せた。「彩那はこういう時写真を撮り忘れることがあるから私が撮っておいた。今から送るよ」「……送らなくていいよ、だってそうしたら愛海と一緒に見れなくなるじゃん」「……そうだね」私のスマホで一緒に見るってなったら絶対顔がものすごく近いってこと分かって言ってるよね、彩那。「どうしたの愛海、顔が赤いよ。もしかして風邪!?」「大丈夫だよ。一緒に見てるところを想像したら照れてきただけだから」「そっか、照れちゃったんだ」「ニヤけないでよ、もう」彩那は私をからかいながらお風呂の準備を進めていた。「今日だけでいいから愛海も一緒に入らない?」「さすがにまだ恥ずかしい」でも学校行事でみんなで入ったりとかしたし、そう考えても……彩那と二人はまだ

  • キミイロワタシコイゴコロ   第十三話二人だけの秘密

    第十三話二人だけの秘密「ちょっと白本さん、せっかく二人きりにしてあげたのにどうして私を呼ぶのよ!」「そのお礼なんだけど」私がそういうと橘さんは溜息を一つついて「そういうことなら彩那様の笑顔が見られれば十分よ。そういうことだから今回だけは白本さんに任せたからね、そこだけ理解してよね」そういって去っていった。「穂乃果ちゃん、ありがとねー!!」彩那がお礼を告げると橘さんはぺこりとお辞儀をした。「さて愛海どこから行く?」「そうだね、まるまる部屋って場所からにしようかな」よくわからない場所から先に行って楽しそうな場所を後で行けば後味が悪くはならないよね。まあそれも私的には彩那との思い出として残るから全然良いんだけどね。私が彩那と二人でいられること自体はすごく幸せだけど、私たち恋人らしいこと出来てない。分かっていてもやっぱり私でよかったのかと不安になる。私は部屋に向かう最中不安をなくすことを考えながら彩那と話していた。そしてまるまる部屋という場所がどういう場所なのかを理解した私は部屋に入ることを躊躇った。なぜならその部屋は『出されたお題の行動をしないと出られない部屋』だったからだ。私が躊躇っているとホテルスタッフに入れられてしまった。「お二人様ごゆっくりとお楽しみくださいね~」「えっ、ちょっと待っ……」ガシャン「楽しそうだしいいじゃん。ね、愛海」「……彩那がそう言うなら」部屋に入ってすぐのところには大きな白い箱があった。「ここに手を入れればいいのかな?」「多分。だから私が手を入れるよ」ガサゴソ「紙みたいなのが入ってる」私が手に掴んだものを取り出すとそれはお題が書いてある紙だった。「なんかこれって借り物競走みたいでドキドキするね」「……私は不安しかないよ」部屋には不安で苦笑いの私とワクワクの満面の笑みの彩那で希望と絶望が入り混じったような混沌とした空気が漂っていた。そしてお題はというと。「「濃厚なキッス!?」」「いやいやなにこれ、出ようよ彩那……えっ、本気なの」部屋から出ようとドアノブに触れたのだが。ガチャ……ガチャガチャ「開かない」「私は……してもいいけど、愛海は嫌なの?」「嫌ってわけじゃないけど」言ってもいいのかな、せっかくキスするなら良い雰囲気でしたいって。でも言って彩那に嫌われたらどうしよ

  • キミイロワタシコイゴコロ   第十二話癒しの午後

    第十二話癒しの午後「ねえ愛海見て水族館だって行ってみようよ!!」「そんなに焦らないで彩那、先生に連絡してからにしないと……父さんみたいなのと出会わないとは限らないから。これ以上彩那に迷惑かけたくない」「別に迷惑ぐらいならかけてくれていいのに私は気にしないよ」「彩那はそうでも私は気にするの。それに私のせいでこれ以上彩那には傷ついてほしくないから」「私のせいとか言わないで」「でも……」「でもじゃない、このままだと話が終わりそうにないから入ろう愛海」彩那に連れられて私は水族館に入った。「見てみて顔ハメパネルだって一緒に写真撮ろうよ愛海」彩那はそう言って近くにいた人に写真を頼んでいた。「それではいきますよ笑って笑って、はいチーズ」カシャ「はい、写真いいの撮れたと思うよ、楽しんでね」撮ってくれた人にお礼を伝え私たちは水族館を回ることにした。「見てよ愛海オオグソクムシだって……写真では見たことあったけど、実際にみても本当ダンゴムシに似てて可愛いよね」「……私はうじゃうじゃの足と乗せた時のゾワゾワがちょっと無理(うん可愛いよね)」「逆になってるよ愛海」「私はエイが可愛いと思う」「分かる、ちょこんとした目と口とか可愛いよね」私と彩那は水族館を回った。四十五分ほど水族館を堪能した私たちが次に向かったのは水族館近くにあった猫カフェプチという場所だ。猫カフェに行くと言ったときから彩那がソワソワしてて可愛いと思ってしまった。私たちは猫カフェに行ったりお土産屋さんで咲美たちにお土産を買ったりホテルまでの時間を二人で楽しんだ。橘さんをはじめとする親衛隊の人たちの気配は感じなかったから、本当に二人きりにしてくれたんだ。あとでお礼を言っておかないといけないな。そしてホテルにて「必ず消灯時間を過ぎたら部屋から出ないこと。出たらキツ~いお仕置きが待ってるわよ~」「先生お仕置きってなんですか~」「正座って言いたいところだけど、校長先生に怒られちゃうから、先生の愚痴をずっと聞いてもらうわよ~」「先生それはただのご褒美です」「霧島くん嬉しいこと言ってくれるじゃない、ありがとね」「本心を言ったまでですから」「ほんと霧島くんって先生のこと好きだよね」「当然です。僕は先生を愛してますから」「何度も言ってるけど霧島くんと私は教師と生徒なのよ。…

More Chapters
Explore and read good novels for free
Free access to a vast number of good novels on GoodNovel app. Download the books you like and read anywhere & anytime.
Read books for free on the app
SCAN CODE TO READ ON APP
DMCA.com Protection Status