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第195話

Author: レイシ大好き
紗雪は深く息を吸い込んだ。加津也の存在がすでに仕事にまで影響を及ぼしている。

これ以上放っておくわけにはいかない。

次はもっと手厳しくやらなければ。

前回警察に突き出したくらいじゃ、きっと十分な教訓にはならなかったのだろう。

あの男は、痛い目を見てもすぐに忘れてしまう。

紗雪は手首のブレスレットをくるくる回しながら、細めた目で次の一手を思案し始めた。

......

「西山加津也?」

伊澄はその名前を聞いた瞬間、一瞬ぽかんとした。

頭の中には、その人物に関する記憶がまったく浮かんでこなかった。

秘書が説明する。

「はい、その人は西山家の御曹司です」

「どうしても八木沢さんと直接話がしたいと訪ねてきていて、彼の手元には八木沢さんが欲しがっているものがあると言ってました」

それを聞いて、伊澄の興味が湧いた。

彼女は立ち上がり、秘書を見つめた。

「本当に、そう言ったの?」

「ええ、自信満々に話してました。今は応接室でお待ちです」

伊澄は赤い唇を上げて笑みを浮かべた。

「じゃあ、どんな人物なのか見てやろうじゃない。私の興味を引くものがあるって言うなら、相当のも
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良香
やな奴らが組んじゃったなー。紗雪は京弥を頼らないだろうから、面倒な事になりそう。 あと、いい加減親友妹、追い出せよ
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