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第230話

Author: レイシ大好き
紗雪は唇をかみしめ、微笑んで言った。

「そこまでじゃないけど、私はただ会社を国際的に展開させ、道を開きたいだけよ」

秘書は紗雪が今、何を考えているのかを理解した。

彼はずっと、紗雪が野心の大きい人物だということを知っていた。

彼女は一つの小さな世界に閉じ込められることはなく、もっと大きな野望を抱いていた。

紗雪は笑いながら言った。

「忙しいだろうから、もう行っていいよ。土地の件については、もう少し考えてみるけど、向こう側の人たちはあまり気にしないで」

秘書は紗雪の言いたいことを理解した。

「分かりました。会長、何か必要なことがあれば、遠慮せずに言ってください」

「ええ」

紗雪のオフィスを出た秘書は、もうすっかり自分の考えがまとまっていた。

彼はこれ以上、あの人たちと争う必要はないと感じた。

これからは紗雪と共に歩んでいく道だ。

彼の胸を張って歩く姿を見た人々は、何をそんなに得意になっているのか分からなかった。

みんなに嘲笑されている主君についてるのに、なんでそんなに楽しそうなのか。

緒莉も遠くから一瞥をくれただけで、心の中で軽蔑していた。

紗雪が海外のプ
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