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第7話

Author: キュウリラテ
「あなたは、本当に銘也を愛してるの?」

「愛してるわよ。どうして愛してないと思うの?柳井グループが数年前に上場してから、年間の売上だけでも数億あるのよ。それだけでも、私は銘也を死ぬほど愛せるわ。お金持ちを愛せない人なんて、どこにいるの?」

「本気の愛なんて欲しがるのは、あなたみたいな馬鹿だけよ」

ほんの数分の会話はエレベーターの監視カメラに残された。

そこには、麻沙美の権力や金に媚びる、偽りだらけの本性が余すところなく映し出されていた。

「ち、違うの!銘也、あれはただ彼女を怒らせるために、あんなことを言っただけなの!信じて!」

麻沙美は真っ青な顔で、必死に弁解した。

「私は本当にあなたを愛してる。そうじゃなかったら、あなたのために海外から帰ってくるわけないでしょう!」

麻沙美は必死に否定した。

けれど、これほどはっきりした証拠を突きつけられて、銘也が信じるはずもなかった。

銘也は深く息を吸い、信じられないという顔でドアを指差してから、怒鳴った。

「出ていけ!お前……よくも俺を騙してた!」

怒り狂った銘也に怯え、麻沙美の目にはたちまち涙が浮かんだ。

「違う……違
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