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第69話

Author: 北野 艾
ちょうどその時、京介から詩織に着いたかと訊ねる電話がかかってきた。詩織は電話に出ると、そのまま会場の中へと入っていった。

それを見送った志帆が、太一に尋ねる。「どうして彼女がここに?衆和が招待したのかしら」

太一は鼻で笑った。「まさか!どっかから招待状でもくすねてきたんだろ。あの女、ずる賢いからな。どうせ人脈目当てに決まってる」

志帆もそう推測していたため、太一の言葉を聞いて一層その確信を深める。

「彼女みたいに、下からのし上がってきた人間は、どんなチャンスも見逃さないものよ。だって、一度逃したら次はないかもしれないものね」

詩織に言い負かされたばかりの太一は、機嫌が悪かった。「あの女の話はよせよ。幽霊みたいにいつまでも付きまとってきやがる。俺が柊也だったら、とっくにクビにしてるぜ!」

「柊也くんは、公私をきっちり分ける人だから。江崎さんが何かミスをしない限り、彼の方から誰かを解雇するなんてことはないわ」

太一は悔しそうに顔を歪めた。「まあ、そうだけどよ……柊也は真面目すぎるんだよな。だから、江崎みたいな腹黒い女にいいようにされるんだ!」

「もう、彼女の話はやめましょう
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Comments (2)
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山下正子
わぁー柊也登場!京介、詩織を見てどう想うでしょ...️志帆元彼に執着やば!柊也がいるのに貪欲ですね。そんな悪辣だと誰も手に出来ないよ!
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OZ_OZ
いやいや、公私混同しまくりでしょw
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