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第4話

مؤلف: アカリ
会議室は水を打ったような静けさになった。

やがて相手が気まずい沈黙を破り、何とか感情を抑えて説明した。

「谷口さん。こちらの注文内容にケチをつけているのではありません。ただ、今回ご提出いただいた案は弊社の基準を満たしていないので、採用することはできかねます。

数値データに整合性が見られず、また誤字脱字や文章構成にも課題が確認されております。また、内容の一部に既存情報との高い類似性が確認されており、検知率が80%を超えております。

過剰な要求をしているつもりはございませんが、現段階では承認基準を満たしておらず、採用は難しいと判断しております」

そもそも篠に能力が足りないことはわかっていた。採用試験で不合格にするつもりだったが、竜也があまりにしつこく頼み込むから折れたのだ。

ところが、入社してからの篠はミスを連発した。

契約書作成でペンを間違え、インクが消えて契約を無効にして億単位の損害を出したりした。

接待では勝手にメニューを変え、「体が弱いので」と高級ワインをぶどうジュースにし、予約していたフルコースを病気の時の栄養食に入れ替えたりもした。

書類の印刷を頼めばシュレッダーにかけて、「見間違えました」で済ませたこともある。半年かけて取り組んだプロジェクトが水の泡になり、ボーナスも吹き飛んだ。

文句を言おうとするといつも竜也が篠の前に立ち塞がり、新人だから仕方ないと私を責めた。篠をクビにするなら、彼のこともクビにしろと脅すのだ。

前の私は、あのおめでたい恋愛脳のせいで竜也のためにずっと我慢を重ねてきた。しかし、まさかここまでひどいことになるとは思わなかった。

正気に戻ると、会議室の中の篠と視線がぶつかった。

私が入ってくるのを見て篠は得意げに微笑み、いかにも悲しげに首をかしげて竜也に話しかけた。

「竜也、こんなことしないで。200億円の大きな仕事だもの。私が少しくらい嫌な思いをするのは当たり前よ。

今から残業して書き直すわ。もし過労で倒れたとしても、お客様が満足してくれるものを持ってくるから」

竜也はすぐに心を痛めて篠を止めた。

「篠、何言ってる!たかだか200億で、健康を犠牲にできるわけがないだろう?無理するな、この案のままで行く。相手が提携したくなければ、降りてもらうだけだ!」

顧客は冷ややかな目で竜也を睨みつけた。

「中島社長と話がしたいんです。ただの助手である谷口さんに、この決定権はないはずでしょう」

竜也は鼻で笑った。

「うちの社長は俺の言うことなら何でも聞きますよ。会社を畳めと言えば迷わずそうするでしょう。あなたは何様のつもりですか?

こちらに敬意を払ってください。でなければ、タダじゃ済まさないですよ!」

顧客は怒りで顔を赤くし、今にも爆発しそうな状態だった。

最近会社の提携が減っていた理由がわかった。この二人、顧客に愛想をつかされていたのだ。

前は恋愛ばかりで会社に注意を払っていなかったが、戻ってきて驚いた。二人は好き放題に振る舞っていたのだ。

私は怒りを押し殺して、ニヤついている竜也を見据えて言った。

「へえ、そんな大きな権限があったの?

竜也、陣内さん。二人とも規約違反で懲戒解雇よ。とっとと出ていきなさい」

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