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第1028話

Auteur: リンフェイ
「裁判になったとして、俺らに勝ち目があるのか?」

内海ばあさんは言った。「この家はね、私の三番目の息子である隆史が建てたもんだよ。私はあの子の実の母親だぞ、なのに相続できないって言うのかい?」

「相続はできるけど、全部丸ごとできるってわけじゃないってことだよ。さっきばあちゃんに言ったみたいに、ばあちゃんは隆史おじさんの財産から四分の一だけ、じいちゃんも同じように四分の一だけってこと」

陸は内海ばあさんがまた唯花に突っかかっていくのを恐れ、辛抱強く彼女にたくさん説明してあげているのだった。

「そんなの気にしないよ。どうせ、この家は私とおじいさんが住んでるんだからね。私たちのもんに変わらないんだよ。自分のもんを誰に渡そうか私らの勝手だろうよ。裁判に負けたって、刑務所に私をぶちこめるって言うんか?」

それを聞いて陸はおばあさんを脅すようにこう告げた。「強制執行になれば、じいちゃんとばあちゃんを家から引きずり出すことだってできるよ。もしまた騒ぎを起こそうもんなら、やったね、警察署無料かつ丼送りになるぞ。俺がこの前勾留された時みたいにね。ばあちゃん、あそこは実際入ってみるとマジで怖いん
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