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第1198話

Auteur: リンフェイ
恭弥が連れ去られた件は、いい教訓となった。

英子は当時、騒ぎが起こると、そちらのほうに気を取られてしまい、息子から目を離してしまって、恭弥が連れ去られることになってしまったのだ。

それに気づいた時には、恭弥はすでに遠くまで連れて行かれた後だった。

佐々木父と母の二人、それから英子一家の三人、佐々木俊介も一緒に来ていた。ただ莉奈は英子と仲が悪く、また恭弥という親戚の子供を嫌っていて、自分の心に背いてまで彼らと一緒に来ることはしなかった。

実際は、莉奈は後ろめたい気持ちがあったからだ。

彼女は唯月たち姉妹に対面するのが怖かった。内海姉妹が彼女のその後ろめたい気持ちを見透かし、あの事件は莉奈のせいじゃないかと疑ってこられるのが心配だったのだ。

「陽ちゃん、おいで、抱っこしてあげるわ」

姫華が先に陽に手招きした。陽はずっと綺麗な姫華のことが大好きだったので、すぐにまだ組み立てていないレゴブロックを片付けて、姫華の前にやって来た。そして両手を広げて姫華に抱っこしてもらったのだった。

「まだ完成してない?」

姫華は優しい声で尋ねた。

陽は顔を左右に振って言った。「あずまおじたん
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