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第1472話

Author: リンフェイ
美乃里は病室の中には新鮮な花も、果物の差し入れもないのを見て、完全に唯月の話を信じ、心の中でぶつぶつと呟いていた。

あの子、内海さんのお見舞いに来たんじゃなかったの?だけど、そうだってさっき言っていたのに。

でも、内海さんはあの子を見ていないって言っているわね。

それなら、あの子は来たけど、病室には入らなかったということでしょ。

だから内海さんは隼翔を見かけていないのよ。

やっぱり、内海さんじゃなく、あの子の問題ね。

「あの子ったら、病院に来て同じ階だっていうのに、どうしてあなたのお見舞いに来ていないのよ」美乃里は平静を装ってそう言った。

それに対して唯月は笑うばかりで、返事はしなかった。

唯月と隼翔は今まで会う機会はとても多かった。そのほとんどが、隼翔のほうが彼女の店に朝食を食べに来た時だ。

隼翔は彼女をいろいろと助けてくれたが、それは妹の唯花の夫と親友だからであって、ここまで世話を焼いてくれたのだろう。

美乃里はこの時食事中だった陽を見て言った。「内海さん、それじゃ、邪魔しないように失礼するわね。早く陽ちゃんに食べさせてあげて、私も友人のお見舞いに行くから」

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