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第1528話

Auteur: リンフェイ
悟は小さな声で返事し、明凛の耳元に近寄って囁いた。「理仁と一緒に来たんだよ。あいつ、自分が冷たいからお客さんを遠ざけちゃうのわかってて、店の外に立ってんだ。店の監視カメラよりも役に立つぞ」

それを聞いて明凛は思わず吹き出してしまった。

唯花はこの二人の会話を聞いていて、自分の夫も来ていることを知ったのだった。

彼女が頭を出して外を覗いて見ると、本当にあの背が高く逞しい姿がそこにはあった。

二人は仕事を終わらせてやって来たので、本屋の一番忙しい時間帯は過ぎていた。

理仁は店の外に数分ほど立っていて、それから中へ入っていった。

「唯花、もう行ける?」

理仁は優しく妻にそう尋ねた。

唯花は時間を確認して「そろそろ終わりにしてもいいわ」と返事した。

そして明凛に言った。「明凛、それなら私先に行くわ。少しして店じまいしてもらってもいい?」

明凛は快く答えた。「いいわよ」

すると唯花はレジの奥から出てきて、先に洗面所に行き軽く化粧をしてから、出てきた。

そして、カバンを持ってから理仁の傍へ行き、腕を絡めた。「理仁、行こう」

そして明凛に手を振って店を出て行った。

明凛は
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