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第2101話

Author: リンフェイ
詩乃が話し終わってすぐ、姫華と善が急いで中に入ってきた。

執事がやって来て二人に玲凰が呼んでいると伝えたので、何かあったのではないかと思い、彼らは急いで駆けつけてきたのだ。

「お母さん、お兄ちゃん、何かあった?」

姫華は二人のほうへ歩きながら尋ねた。

両親と兄の深刻そうな顔と、母親が何かの資料を手に持っているのを見て、姫華はまっすぐに母親の隣に来て座った。そして、母親の手からその資料を取り、続けて尋ねた。「お母さん、これなに?」

善も心配そうに詩乃を見つめていた。

彼は玲凰から近いところに腰をおろした。

姫華の隣も空いていたが、詩乃はまだ彼への態度が少し良くなっただけで、受け入れてはいないから、善は詩乃がいる前で姫華のすぐ隣に座るのは避けた。

「大丈夫よ、お兄さんが柏浜の黛一族について調査してくれたのよ。それを整理した資料を持って帰って見せてくれたの。あなたは桐生さんのお宅にいたのでしょう?内装は進んでいるの?」

詩乃は善をちらりと見てから娘に尋ねた。

姫華はその資料を見ながら返事をした。「お兄ちゃんが私と善君に帰ってこいって言ってるって聞いて、何かあったのかと思っ
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