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第449話

Auteur: リンフェイ
内海唯花は彼らのところまで駆け寄って行き、両手で柏木智哉の手から陽を奪い返した。そして、片手をあげて、その手を大きく振りかぶり彼の顔を力強くビンタした。

柏木智哉は10歳くらいだが、背が高めなので、見た感じは14、5歳の少年と同じ感じだった。

突然内海唯花にビンタを食らって、怯えるどころか逆に頭に血を上らせて、まるで狂ったかのように唯花のほうへと飛びかかってきた。

しかし、彼は内海唯花に触れることすらできず、飛びかかっていった途中で、突然両足が地面につかなくなり持ち上げられた。

まったく反応することができず、彼は壁に完全に押し付けられてしまった。顔は壁と向かい合う形で、両手は後ろに押さえ付けられてしまい、彼がもがこうとしても、ガッチリと身動きが取れないくらいに体を固められてしまった。

押さえ付けられた両手は、だんだん痛みを増していった。

「放せ!」

智哉は、わあわあと大声を上げた。「よくもこんなことする度胸があるな。俺をさっさと放せ、勝負してやる!」

弟の智哉が壁に押さえ付けられたのを見て、彼の姉が何も考えずに弟を助けに行こうとしたが、そこへやってきた数人に壁を作られて
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