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7.1日目の終わり

Auteur: 犬畜生
last update Date de publication: 2026-08-24 15:42:57

「ではお二人の、お二人だけの世界でお話がまとまった所で横から口出ししてよろしいでしょうか?」

いきなり大神官様がぶっ込んできた。この人の性格段々分かってきたな。

「ふぇ?!2人だけのとか…そうゆうのじゃないですよ!」

「べ、別に2人きりのつもりはないぞ!」

「慌てるところまでそんな波長合わせられると…。と。冗談はここまでにしまして。ユウキ様。ユウキ様のお力今後いかがいたしますか?」

…いきなり真面目モードかよ。掴めないなこの人。

しかし、今後かぁ。

この世界がどんな世界なのかもわからないし、俺とハルの役割も普通じゃないみたいだしなぁ。

「いや、正直どうしたらいいのか…。暴走しないようにコントロール出来るようになりたい、いや、ならなきゃいけないとは思う。でもそのための修練で…コレだからなぁ」

扱うための修練で暴走するのでは練習することがそもそも出来ないんじゃないかって話だよな。

その都度こんな大事になるのも…。

と悩んでいると。

「そうですね。あの黒い力のコントロールは…一筋縄ではいかないかと。そしてどちらかと言えば…使わない方が良い力でもあると思います」

まぁ世界を滅ぼす力だもんな。滅ぼす為の力。そりゃ使わないのが良いと言うより、使う時は世界を滅ぼす時ってことだもんな。

そんな力を望んで使いたいと思う訳はない。

破滅願望なんてないしな。

「そして、お2人に明日お話しようと思っていた事なのですが…」

「なんだ?」

「ここを出た後のお話です。ですが、今日は遅いですし、明日にいたしましょうか。まだこの世界にいらしてから1日も経っておりませんし…」

「確かに。わかった明日改めて話を聞かせてくれ。今日は休ませてもらうよ」

「かしこまりました。明日10の時間辺りにお食事ご用意してお迎えに上がらせて頂きます」

「ありがとう。…よし。ハル部屋戻…ハル?」

振り向くとハルが俺の服の端をギュッと掴んでいた。

その表情は…なんて言うか…不機嫌?

「どうした?」

「もう勝手に居なくなるの…ヤダ」

「…ごめん」

「1人になるの…ヤダ」

「ごめん。もう1人にしないよ」

「…うん」

「さぁ。部屋戻ろう?」

「うん」

ってそーだ。ハルと同じ部屋だったな…。

まぁなんかすげぇ疲れたし考える暇も無く寝れそうだしいいか…。

それからハルと部屋へ戻る。歩いてる間会話も特になく。服の裾を掴まれたまま。

…怒ってるのかな?

チラッと見てみると…

「すぴー」

歩きながら寝てるんかい…。

「ハル。部屋までもう少しだから頑張れ。流石に寝ながら歩くのは危ないよ。ってか器用だな?」

「んー。…連れて…いって…んー」

そうして何とか部屋へ着きハルをベッドに寝かせて、自分のベッドに入る。

(しかし、異世界かぁ。その手のラノベとか読み漁ってた事あるけど、まさか自分がなぁ。正直まだこれが夢じゃないかと思うな。寝て起きたら自分の部屋。とかって。)

「そしたらどんだけ妄想癖なんだ俺は」

さて…寝るとしよう。

こうして異世界の1日目が終わった。

さて明日以降どうなっていくんだろうなぁ。

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    ミナトの襲来から三日が経った。 その間は特に大きな事件などは起こらずのんびりと過ごすこととなった。 まぁ、何故か今後ハルと必ず同じベッドで寝るってことになったが。…いや大事件起きてたな。 「ハルさーん。やっぱり考え直さない?同じベッドって都合よく大きいベッドある保証もないじゃん?疲れちゃうよ?」 「別に小さいベッドでも一緒には寝れまーす。昨日だってユウキの方が先に寝たじゃん。ユウキの寝顔可愛かったよ?」 マジ寝顔見てたとかやめて…。 確かに一緒に寝るのが心地よくなってきてるのは否定できないけど… 俺も男なんですよ。しかも両思いってわかってる女の子なんですよ。あ、両片思いだっけか。まぁいいや。 「…そのうち俺の理性が飛んでも知らないぞ?」 「そしたらユウキが言い出した約束をユウキが破るってことだね?」 ニヤニヤしながらハルが言ってくる。 「約束?」 「気持ちを伝えないってやつー。それともユウキは気持ちも伝えないで手を出すような人だったの?」 「ぐぅ…。ハルは一番特別なんだ。大切にするさ」 「ふふふーん♪」 完全に勝ち誇られてるな…。 でもこの手のひらで転がされてる感じ嫌じゃないんだよな。久々感あるな。 「…さて。あれから三日経ったから、そろそろアクアに会いに行ってみるか」 「うん!そうだね。アクアちゃん元気になってるかな?」 二人で食堂にいるであろうゼノンの元へ向かいながらそんな話をする。 「お。起きたか。しかしお前ら本当にずっと一緒なんだな?一人になりたいとかないのか?」 食堂に先にいたゼノンに言われる。 「全然ならないよー!むしろ足りないぐらいだよ?」 ハルが答える。 …足りないって、今だってトイレとお風呂ぐらいしか離れる時間ないぞ? 「これ以上どうしろと言うつもりだよ…」 「ハハッ。まぁこっち来た時からラブラブだったもんな。さて今日は水の精霊へ会いに行くんだろ?」 「ラブラブって…。コホン。一緒に行ってくれるか?」 「もちろんだ。まぁ同じ場所でミナトが襲って来ることも無いとは思うけどな」 食事を済ませた後、迷いの森へ出発する準備をして、街の北門へ向かう。 「あれ?そういえばマリクさんは?」 「あ、迷いの森の入口で待ってるって言ってたよ!」 北門につくと門番に声をかけられる。 「お!英雄殿じゃない

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