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第846話

Auteur: おやき
光博は顔を伏せ、寧々の首筋を少し強く噛んだ。寧々は痛みに顔をしかめ、彼をペチッと叩いた。

しかし光博は不満げだった。

「お前のその言葉、なんかムカつくんだが」

寧々はため息をつき、手を伸ばして光博の首に腕を回した。

「ねえ、私たちは今のこの関係を楽しむだけにして、『愛情』だの『永遠』だのって重い話は抜きにしない?私はまだあなたを100%の無条件で愛することはできないし、あなただって私にそこまでできないはずよ。

もし真面目に『愛』なんてものを語り出したら、それはお互いにとって重い足枷になるわ。その足枷のせいで、私たちの関係はすぐに新鮮さを失ってマンネリ化する。それはあなたも望んでいないし、私も望んでいないことよ」

光博は鼻で短く笑った。

「それって夫婦と呼べるのか?」

「もちろんよ」

寧々は光博の口元にキスをした。

「相手に過度な期待を押し付けず、自分の幸福を相手の責任にしない。それが一番理性的で長続きする夫婦関係だわ」

光博は彼女の唇を奪い返し、急かすように彼女の服のボタンを外し始めた。

「……じゃあ、今のお前は俺のことどう思ってんだ?」

寧々の手が光博の腹筋
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Commentaires (1)
goodnovel comment avatar
あんこ
このままで済めばいいけど文雄がなぁ…
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