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第174話

Author: 小粒キャンディ
「まさか」慶は眉をつり上げ、信じられないような顔をした。「まさか西園寺グループなのか?」

「トップ富豪の西園寺家なの?」京子は素早く則孝のそばに走り寄り、目に信じがたいと言わんばかりの色を浮かべた。「則孝、本当なの?」

「その通りだ」則孝の声と表情は淡々としていたが、その口ぶりからは得意さを隠せなかった。「今わが社に積極的に投資してくれるのは、まさに南関市の頂点に立つ西園寺グループだぞ」

「素晴らしいわ!もし彼らが投資してくれるなら、私たちには何の心配もないでしょ?一花なんて何の役にも立たないわ!これから南関では、黒崎家も名の知れた名家になるわね!」

則孝の言葉を聞いて、京子はすっかり興奮した様子だった。

まるで投資がもらえるだけで、黒崎家はもう西園寺家と対等に並べるかのようだった。

いつも冷静でいられる久子でさえ、落ち着いていられなかった。「則孝、本当に西園寺家なの?いったいどうやって西園寺グループから投資をもらったの?」

西園寺グループと提携するだけでも、黒崎家は一気に出世できるというものなのに、今則孝が直接西園寺グループの投資を持ってきたと聞き、久子は本当に恐縮する
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