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49.未開拓モンスター襲来

Penulis: 磐城 緩哉
last update Tanggal publikasi: 2026-09-20 06:07:01

 今日はようやく出発する事にしたのだが、グンガさんに気に入られたミリアは教えを乞うた為に、結局一週間も入り浸ってしまったのであった。

「あぁー! 私も強くなれた気がするなぁ!」

『いや、実際かなり強くなったんじゃないか?』

 俺がそういうのには訳があり、グンガさんと最後に戦った仕合の時の光景を思い出す。

 グンガさんが繰り出した突きに対してなんとか躱したミリアが力任せのハイキックを放ったのだ。それをグンガさんがガードしたんだが。

 その後、目を見張る光景が。

 なんと、グンガさんの体は浮いたかと思うとそのまま数メートル吹き飛んだのだ。その時のグンガさんの顔が凄かった。

 獰猛な笑みを浮かべて駆けてくる姿は俺にはトラウマになりそうだった。ミリアもまた好奇に満ちた眼差しで見つめていたのは驚いたものだ。

「そぉかなぁ? 私も戦ってみようかなぁ!」

『いやいや、俺が守るから大丈夫だ!』

 この時の俺は少し意地になっていたのかもしれない。ミリアは俺が守

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     本戦に出場する選手たちはステージに並んでいた。  観客に見えるように丸く円を組み、外向きに並んでいる。 たまたまだろうが、ミリアは俺の正面だ。  小さく手を振っている。「おっ? 俺に手を振ってるのか? 参ったなぁ。よく見ると可愛いじゃないか」 「ばぁか。僕に振ってんだよ」 「ちげぇよ。俺っちだよ!」 何やら周りの者たちが勘違いしてしまったらしい。まぁ、こういう事よくあるよな。『それでは、獣人族部門本戦と行きましょう! 今回の注目されている選手をご紹介します! 昨年優勝した優勝候補! 虎の獣人族ぅぅ! タイガ選手ぅぅぅ!』 手を挙げて一礼をする。『続いて昨年の準優勝者の注目の選手ぅぅ! 鷲の獣人族ぅぅ! イーグ選手ぅぅぅ!』 背中の羽根をばたつかせながら一礼をする。  鳥人なのだが、まとめて獣人族に属されているらしい。  正確には獣人族 鳥人科みたいな感じに分類されるんだとか。『続いての注目選手ぅぅぅ! 目立ってしょうがない! 人を振り回して吹き飛ばすタイフーン娘ぇぇぇ! ミリアァァァァ選手ぅぅぅぅ!』 なんという紹介のされ方だろう。  めちゃくちゃインパクトあるな。 ミリアは両手をあげると会場にいる観客全員を見渡すように笑顔で手を振り一礼した。「俺はミリアちゃんを応援するぅぅぅ! ミ・リ・ア! ミ・リ・ア!」 「僕もだぁぁぁ! ミ・リ・ア! ミ・リ・ア!」 「俺っちも! ミ・リ・ア! ミ・リ・ア!」「「「ミ・リ・ア! ミ・リ・ア!」」」 今度は少し前に一歩踏み出すと手を振りながら一回転して手を口にあててなにか喋る気だ。「私も頑張るからぁぁぁー! ナイルも頑張ってねぇぇぇー!」 なんてことだろうか。  周りが一気に殺気で溢れた。  険しい目付きで周りを探し始める。「おい! ナイルってどいつだ!?」 「出て来いコノヤロー!」 「お前か!?」 皆が隣の人を疑う始末。

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