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第139話

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家をなくしてからというもの、洵の世界にはゲームしか残っていなかった。ゲームがなければ、彼は本当に何もかも失ってしまう。だから、ゲームを完成させることに命をかけていたのだ。

しかし、この瞬間、洵の考えは変わった。

彼自身も、こんな風に変わるとは思ってもみなかった。

――彼にとっての世界は、ゲーム以外にも、何か大切なものがあるような気がした。

例えば、自尊心。

例えば……月子。

そう考えると、洵は自分がおかしくなったんじゃないかと思えた。

月子は静真と結婚した。自分自身を貶める以外に、彼女の目には弟である彼の存在など映ってはいなかった。もちろん、彼が一方的に月子を嫌って連絡を絶っていたせいもある。しかし、月子が突然結婚したことで、彼の中で何かが冷めてしまったのも事実だった。

洵は月子とは一生関わらない覚悟をしていた。まるで自分は孤児だとでもいうように。だから、月子に関するあらゆる情報に触れることを拒絶していた。たとえ月子が陽介を通して連絡をしてきても……

彼は完全に無視していた。

だけど、まさか、静真のおかげで自分と月子が再び連絡を取り合うようになるとは思ってもみなかっ
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Comments (2)
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おすがさま
話の内容がぜんぜん見えない……月子と洵の確執は何なの?誰か教えて!
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千恵
月子 早く〜来て〜 この2人に喝入れてー
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