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第459話

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なのに、月子はなんの取柄もない。

晶は気が収まらなかった。自分は何もかも優秀なのに、それでも達也は浮気をした。なんの取柄もない月子は、いとも簡単に優秀な息子と結婚できるなんて、彼女にはどうしても受け入れられなかった。

だから、月子が入江家に嫁いできたその日から、彼女は気に入らなかった。

しかし、今日のこの場では、彼女も月子に怒りをぶつけるわけにはいかない。

入江家に嫁いだら入江家の人間だ。普段ならまだしも、正雄の誕生日にも来ないなんて、本当にいい度胸をしている。

月子が来たら……

晶は彼女をこっぴどく叱りつけるつもりだ。

その頃、客が続々と到着し、達也は客にお茶を振る舞ったり、話しかけたりして接待していた。

来客はほとんどが入江家と親しい親戚で、だからここに来た人はそれほど多くはなかった。それ以外の人たちは皆、直接会場に向かっていた。

和彦は状況を見て、正雄に知らせに行った。

結衣はこの古い屋敷に来たことがなかった。裏山に美しい庭園があると聞き、隼人に案内を頼み、二人で散策に出ることにした。

そのため、彼らは正雄と共に玄関ホールへと向かった。

一方で、達也も正雄
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