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第693話

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月子は、以前に静真と二度会ったことを、隼人に全て話した。

「これからもし私がプライベートで静真と会ったら、必ずあなたに一言伝えるようにするから。もちろん、私から会ったりはしないけど……とにかく、今日みたいに彼が突然会いに来たり、『連絡、もう待っていても無駄なんだ』なんて言われるようなことは、もう二度とないようにする。あなたの立場からしたら嫌な気持ちになるもんね。彼とまだ繋がりがあるんじゃないかとか、何か約束でもしてるんじゃないかって、誤解されても仕方ないから。

今思えば、本当に良くないことをした!」

月子は色々と考えた末、自分の行動は間違っていたと痛感した。

隼人と静真は知り合いだ。でも、静真は自分の元夫。今の恋人の前で、元夫とは何の関係もないとはっきりさせておくことは、とても大事なことだった。

静真という存在は、やはり特別だった。

これまで、彼のことは隼人との会話ではタブーになっていたから、いつも話題を避けてきた。でも、何も話さなければ、このわだかまりはきっと解けない。

だから月子は、堂々と打ち明けてしまえばいいと思った。隠すことなんて何もないんだから。

自分と隼人の
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