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第257話

Auteur: おミカン
絵里はスマホを取り上げ、画面をスワイプして内容をざっと確認した。

【絵里。やっぱりお前はまだ俺のことが好きなんだな。じゃなきゃ、どうしてまだツイッターにいて、俺たちの思い出を残してる?】

和也の根拠のない自信が可笑しくて、絵里は思わず口元をつり上げた。

けれど、その表情は裕也には「嬉しそう」に見えたらしい。

連絡、取れたのか?

裕也が目を細める。

彼は絵里の向かいの椅子を引いて腰を下ろし、鋭い眉をわずかに上げて、唇の端だけで笑ってみせた。

「和也から?」

絵里はスマホをテーブルに置き、まぶたを持ち上げて淡々と彼を見る。小さく「うん」とだけ答え、説明はしなかった。

説明したところで、意味はない。

どうせ彼は気にしない。

彼女もまた、結局は終わってしまった結婚のために、昨夜みたいに身を削ってまで落ち込むつもりはなかった。

裕也は奥歯を噛みしめ、目の奥に嘲りを浮かべる。

「まだ連絡取ってんのか。前の傷じゃ全然足りなかったみたいだな」

毒を含んだ、刃物のような言葉。

この二か月、彼の大人びた優しさばかり見ていたせいで、毒舌こそが本性だと忘れかけていた。

絵里は引
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Commentaires (1)
goodnovel comment avatar
貴代惠
本当に仕事だったのかなぁ
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