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第187話

Auteur: 小円満
私は無理やり笑って、答えた。「まあ、こんな感じかな。大丈夫」

どうせ時生と一緒にいれば、どこにいようが居心地は最悪だ。

彼が退院する日まで耐えきれば、すべて終わらせられる。

春代が帰ったあと、洗面用具を持って浴室へ行き、シャワーを浴びてパジャマに着替えた。

その間、最初から最後まで、時生とは一言も言葉を交わさなかった。

深夜一時になっても、彼は寝る気配もなく、ベッドに半分身を預けたまま書類を読んでいる。

私は今夜、毎時間彼の体温を測らなければならず、どうせ眠れない。

それならいっそ、徹夜で小説を書いて眠気を飛ばそうと思った。

正直、もうまぶたが落ちそうなくらい眠いのだけれど。

今日更新した小説の内容は、ちょうど「私をこれでもかと苦しめてきた夫が病気で入院する話」だった。

ただし、物語の中の主人公は、時生よりもずっと悲惨だ。

入院しても誰も見舞いに来ず、妻にも愛人にも子どもにも見放される。

コメント欄は大盛り上がりだった。

【ざまあみろ!クズ男!ついに天罰だ!】

【夜永先生、どうせなら不治の病にして、そのまま死なせちゃえばいいのに!】

【ははは、読むのやめ
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