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第 30 話

Auteur: 柏璇
蒼司の目に怒りが灯った。

「ふざけるな!」

真理は不満そうに言った。

「私にはわからないの。どうして何度も私の子どもの前で言い争うの?大人の問題で、私の子どもたちを巻き込まないでくれる?」

誰のせいだと思っているのか。

彼女は立ち上がり、「みんな、行きましょう。ママが遊びに連れていくわ」

けれど二人は誰ひとり彼女に顔を立てず、椅子に座ったままぴくりとも動かなかった。

若葉は真理を見て言った。

「本当はね、パパとママは前は一度もけんかしなかったの。わたしたちすごく幸せで、同級生がうらやましがってたよ。優しくてきれいなママがいるって」

若葉は向き直って蒼司に言った。

「パパ、明日はわたしと弟のお誕
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