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第 323 話

Auteur: 柏璇
「だったら、ここでパパを待ってなさい」真理は皮肉めいた笑みを浮かべた。

今や蒼司は、彼女のことさえ避けている。自分からここへ来るなんてありえない。

――まあ、いい。

若葉がここにいるなら、蒼司はいずれ顔を出す。

自分から見つけられないなら、彼のほうから来るように仕向ければいい。

その頃、蒼司は夕食を終えたあと、運転手に車を路肩に停めさせ、雅俊への連絡を試みていた。

だが電話は繋がらない。

彩乃の番号も、いまだに着信拒否のまま。

「後で話し合って、一緒に説明しよう」――そう言っていたはずなのに、どうして連絡が取れないんだ?

「どういうことだ……」

「蒼司社長、若葉お嬢様は家にいません。真理さんに
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