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第 585 話

مؤلف: 柏璇
明菜は藤崎家には戻らず、まず美代を先に帰らせ、翌日いつも通り会社へ向かった。

結婚したからといって仕事をやめるつもりはなかった。もしそうすれば直哉の目には「セレブ夫人」になることだけを狙っているように映り、イメージが悪くなる。

それに、今このタイミングで会社に行くには理由があった。

俊明はきっと、自分に連絡して甘やかしてくれるだろう。

ならば、会社にいることで、俊明の優しさを彩乃に見せられるかもしれない。

自分がうまくやっているところをアピールできるチャンスを、明菜が逃すはずはない。

翻訳チームのところ。

明菜が現れると、澄香はため息をついた。

「見てよ、もう久我社長の奥様なのに、まだ私たちみ
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