FAZER LOGIN十五歳。それはコアを見、宿すことができる年。同化したコアの色によって異能を使えるようになり、それによって将来が決まるこの世界で、僕が手に入れたのは何にも使えそうにない色だった。 しかし、この色、実は裏があるようで……? 「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
Ver mais"Berhati-hatilah, Xuan Li. Kita bersiap sekarang!" seru Yan Hui dengan sikap waspada.
"Emm." Xuan Li mengangguk, ia menggenggam pedangnya dengan erat. Napasnya berat, bukan hanya karena rasa takut, tetapi juga karena ini adalah pertama kalinya ia berburu binatang roh. Nyawa ayahnya tergantung pada kristal roh itu, dan ia harus mendapatkannya, apa pun risikonya. Tiba-tiba, tanah bergetar. Dari balik kegelapan hutan, sepasang mata merah menyala muncul, diikuti raungan dahsyat. Naga Hitam, makhluk buas dengan sisik gelap mengkilat, menyerbu dengan kecepatan yang sulit diprediksi. Bau manusia memancing insting berburunya sehingga pertarungan tidak mungkin terhindarkan. Adrenalin Xuan Li melonjak. Dengan gerakan gugup, ia mengayunkan pedangnya. Namun, kekuatannya terlalu kecil. Serangan itu hanya menggores sisik keras Naga Hitam dan membuat makhluk itu semakin murka. “Arrggh!” Tubuh Xuan Li terpental, menghantam batu besar hingga darah segar mengalir dari sudut bibirnya. Ia terus menjadi bulan-bulanan binatang roh Naga Hitam yang terus menyerangnya tanpa ampun. Pandangannya mulai kabur, namun ia melihat sekilas Yan Hui berdiri diam, menyaksikan semuanya tanpa bergerak. Sebuah senyum misterius terlihat samar di wajah Yan Hui. Sebagai seorang pengawal terlatih, ia sebenarnya mampu untuk melawan monster itu. Namun, ia tidak melakukannya dan membiarkan Xuan Li yang lebih banyak bertarung. “Yan Hui... Tolong aku...” Merasa cukup dengan permainannya, dengan gerakan cepat Yan Hui melompat ke udara, lalu menyerang Naga Hitam. Tidak butuh waktu lama akhirnya binatang roh itu pun mati di tangannya. la lalu mengambil kristal roh sebelum akhirnya datang menghampiri Xuan Li. Xuan Li terluka parah dan tidak bisa menggerakkan tubuhnya. "Terima kasih sudah membantuku mendapatkan kristal roh." Xuan Li tersenyum, mengabaikan luka-lukanya. "Bodoh. Benda ini tidak ada gunanya untukmu." Xuan Li menatap Yan Hui tidak percaya. Ia belum sepenuhnya mengerti maksud dari ucapan sahabatnya itu. Sejak kecil mereka saling mengenal tetapi hari ini ia melihatnya sebagai orang yang berbeda. Sebelum semuanya menjadi jelas, Yan Hui sudah menyeret tubuhnya dengan kasar dan membawanya berjalan. "Yan ... Hui ... Apa yang terjadi padamu?" tanya Xuan Li sembari menyeringai kesakitan. Yan Hui hanya meliriknya sekilas tanpa ada niatan untuk menjawab. Benar-benar berbeda dengan orang yang sebelumnya dikenal baik oleh Xuan Li. Saat ini ia lebih mirip dengan iblis kejam. 'Apa yang terjadi pada Yan Hui? Apakah dia tersihir oleh kekuatan gelap?' Xuan Li bertanya-tanya dalam hati, ia tidak percaya jika Yan Hui akan mengkhianatinya. Tubuh Xuan Li yang tidak mampu berkultivasi semakin melemah. Ia tidak mampu melawan meskipun tidak ingin menyerah. Tiba-tiba, Yan Hui menghentikan langkahnya ketika tiba di bibir tebing yang curam. "Mulai detik ini, kamu tidak akan menjadi beban siapapun lagi." Yan Hui mengangkat tubuh Xuan Li dengan satu tangannya. Mata Xuan Li terbelalak saat melihat jurang yang dalam di bawah mereka. Bayangan kematian membuatnya bergidik. Wajahnya memucat oleh ketakutan yang menjalar di sekujur tubuhnya. "Apa yang ingin kamu lakukan? Bukankah aku selalu memperlakukanmu dengan baik?" "Baik katamu? Demi melindungimu aku kehilangan orang yang kusayangi satu persatu. Terimalah takdimu, Sampah!" Setelah mengatakan itu, Yan Hui melepaskan tubuh Xuan Li dan membiarkannya jatuh ke dalam jurang. Tubuh Xuan Li menghantam batu besar di dasar jurang, menyisakan teriakan keras yang menggema di seluruh penjuru hutan. Ia merasa jika hidupnya telah berakhir. "Kerja bagus." Seorang pria menatap ke dasar jurang yang gelap dan tidak melihat tubuh Xuan Li lagi. "Ayo kita kembali. Ayah akan memberimu imbalan besar." "Terima kasih, Tuan." Di ambang kesadarannya, Xuan Li mengenali suara pria itu. Dadanya bergetar oleh emosi yang bercampur dengan rasa sakit. "Jadi ini kenyataannya..." pikir Xuan Li. "Aku hanyalah sampah memalukan di mata ayahku dan anak yang tidak diinginkan oleh ibuku. Semua ini sudah direncanakan sejak awal." Air mata jatuh dari sudut matanya, tetapi amarah mulai berkobar di dalam dirinya. "Tidak... Aku tidak boleh mati. Tidak di sini." Di kedalaman jiwanya, Xuan Li merasa kekuatan yang lama terpendam mulai bangkit. Tiba-tiba muncul rasa sakit yang melebihi semua luka fisiknya. Sesuatu di dalam tubuhnya menggeliat, seolah ingin lepas dari rantai yang telah lama mengikatnya. Jurang yang gelap menjadi saksi ketika sebuah aura misterius menyelimuti tubuhnya. Batu-batu di sekitarnya mulai retak, udara bergetar, dan cahaya merah keemasan menyemburat dari tubuhnya. "Ada apa dengan tubuhku?" Xuan Li menyeringai menahan semua siksaan.十年後。 瑞希と一緒に、バスを降り、少し歩く。 辿り着いたのは、十年前から更地になったままの場所。「おう、来たか」 壮は僕と瑞希の姿を見つけて、軽く手を挙げた。「お前らも毎年律儀だな。こんな跡地に来るなんて」「それを言うなら壮だって」 あの時、学園長と地下研究施設全てを失った弧亜学園は、秘密の研究で全人類のコアを消したのではないかとの疑いをかけられ、国連に全ての研究データなどを没収された。 しかし、肝心なことは、羽根さんは自分の命と一緒に持ち去ってくれたので、残っていたのは動かすコアのないコアコンピュータだけだった。 学校が廃校になって、十年。 更地にされた学園に、僕たちは、一年に一回やってくる。「人のうわさも七十五日」 瑞希が呟いた。「弧亜学園が叩かれて、コアがなくなって。人類どうなるかと思ったけど、案外コアがなくても生きていけるものなのね」 跡地に花を置いて、瑞希は呟いた。「なんだか、あの時のことが、夢みたい……」「でも、覚えてるだろ?」 こうやって、人類が滅亡を免れた日に、花を手向けにやってくる。 羽根さん。長田先生。学園長。地下にいたコア生物や新人類、そして、ココ、ナナ。「僕たちが墓場まで持って行けば、それでこの一件は水の泡。もう誰も、コアがあったことなんか思い出さなくなる」「そうね……」 しばらく僕たちは合掌した。「飲みにでも行くか?」「まだ日中だよ?!」「いいだろが、今日は記念日だ。飲んでいいんだ、俺的に」「相変わらずね、壮君は」「はん、そう簡単に変わってたまるかよ」 僕たちは、歩き出した。 だから、気付かなかった。 木陰に、緋色の光を放つ何かが、落ちていたことに……。 完
『私の間違いは正されたのですね』 突然、合成音が聞こえた。「何、この声」「羽根さん」「羽根?!」 まだ人間の姿を取り戻せていない長田先生があちこちを見る。『ありがとう、丸岡くん』「羽根さん……これで、終わったんですね?」『まだ、終わりじゃないわ』 合成音は静かに告げる。『新しい人類の道をやり直さなければ、同じことはまた起こる』「どうすれば……?」『全てのコアを、ナナに命じて、貴方のコアの望みのままに、透明に、そして、無に』「……って、それって、地球からコアが消えるってことか?」 彼方くんの問いに、羽根さんは、是、と答えた。『このままコアを残しておけば、人類が成長する限りいずれは誰かが私と同じ結論に辿り着き、同じ結果を導き出す。そして、その時に貴方が、そして透明なコアがあるとは限らない』「無茶だろそれ。今の人類の研究や実験は、ほぼすべてコアか、対コアとして進んでる。コアが突然なくなれば、インフラにも影響がデカい」『そこは、人間の可能性に賭けるしかないわね』「無責任だな」『私のいない未来だもの』「なら生き延びて新しい道を示せよ」『私と言う存在がある限り、人類はコアを諦めない。人造コアの研究すら始まろうとしているのに、唯一残ったコアの繋がったスーパーコンピュータなんて、戦争を起こしてでも勝ち取りたいものよ』「長田先生は……それでいいですか」「私は長生きをし過ぎました」 人間の姿も取れない、黒茶の平面の生き物は、そう言った。「コアがなければ生きていけない身体……見ての通り、もはや人類ですらない。私たちこそ旧人類。コアなき世は、君たちが創るべきです」「丸岡くん……」 渡良瀬さんが、泣きそうな顔で言った。「それって、先生も、先生の妹さんも、死んじゃうってことよね……? やだよ、そんなの……」「死ぬんじゃありません」 平面の黒茶の一部がむくりと伸びあがり、渡良瀬さんの頭を軽く叩いた。「元に、あるべき姿に戻るだけです。私たちは死にませんよ。本当のことを誰も知る必要はない、ここにいる三人だけが知っていればいい」「カピパラ……いや、長田」 彼方くんは、ちょっと唇をかんでから、言った。「散々悪口言って、悪かったな」「気になさらず。君こそ変わりました。君と丸岡くんを教えられたことは、私の誇りです。渡良瀬さんが死んでほし
「まだ覚えていてくれたんですかー」 学園長の一部、金色の光の中から、その声は聞こえた。「色々あり過ぎてー、新しい相棒も手に入れたみたいだからー。私のことなんて、忘れちゃったかと思ってましたー」「忘れるわけないさ」 あの日。弧亜合格を教えてくれたのは、ココだった。 お節介で図太くて図々しくて気紛れで……でも。「君は、僕の、コア監視員だよね」「何を……」 学園長が何か言おうとしたけど、金色の光が強くなってそれを止めた。「それは、今でも有効?」「そりゃーそうですよー。私を仕込んだのは救世主ですけどー、私と言う存在を形作ったのは丸岡さんですものー。私はー、意識ある限りー、丸岡さんをー、監視しますー」「じゃあ、今僕の考えていることは分かるよね」「丸岡君?!」 長田先生の不安に歪む声に笑いかけて、そして僕は恐らくココがいるだろう場所を見た。「協力してくれるかい?」「難しいですねー」 当然、上手く行くとは思ってなかった。ココは学園長が生み出したコア生物だから。「でもー」 いつもの調子で、ココは言った。「丸岡さんがー、私のことを一生覚えていてくれるって約束してるならー。それならー、協力するかもしれませんねー」「!!」 学園長は目を丸くする。 僕が乗っている長田先生も、一瞬震えた。「バカなこと言うなよ、ココ」 僕は笑った。「確かに僕らの繋がりは半年もなかった。だけど、一緒にいた、一番気にかけてくれた相手を、僕が忘れるわけないじゃないか」「そうですかー」 ココの声は楽し気に聞こえた。 そして、金色の光がぞわぞわとまだらに光る色を押しのけていく。 学園長の胸部の、ちょうど真ん中。「絶対の絶対ー、死ぬまでー、忘れないでー、下さいねー?」「忘れないよ。忘れられるものか」 僕は透明のコアを、光の渦の中心に向かって突っ込んだ。「だって、僕らは、相棒だったんだから」「ぅあっ!」 もう一度、悲鳴。 透明のコアを、学園長の胸部に直接押し付ける。「染まりたいんだろ? 染めてやるよ……透明に!」「やめっ、やめてっ、いやっ」 コアの触れた胸から、学園長の肉体が透明になっていく。「やっと手に入れた肉体なのに……やっと手にした結果なのに! こんな所で! 旧人類に!」「君たちが新人類となる夢は破れた」 僕は透明に染め
次の瞬間、パッと暗闇が消え、あの時と変わらない距離で、全身に無数の色をまとわせた学園長がいた。「随分前衛的になっちまったな」「まだらですね」「もう……私は、間違いを犯さない」 学園長……無数の色の集まりは、明らかに僕たち四人を狙っていた。「私が……最終存在となる」「その色で妹を語らないでほしいですね!」「行くぞ渡良瀬っ」「分かってる!」 渡良瀬さんは、限界ギリギリまで、他者鎮静化の光をたくさんたくさん生み出した。 危機において、精神や肉体は時に実力以上の結果をもたらす。それはどんな生き物でも同じこと。 渡良瀬さんの力を、彼方くんは空気弾の先端につけて、様々に軌道を変えて打ち出した。「ゥア……ア……」 明らかに、まだらに染まった光が色を失っていく。 他者鎮静化とは、僕の透明コアに近い能力だった。色を一時的に奪うことで相手の力を弱める。そんな彼女と僕が、そしてそれを弾丸の先に乗せて撃ちだせる彼方くんとが、受験で出会ったのは偶然か? あるいは学園長が何か企んだのかもしれないけど、助かった。 これで、随分色を削れる。 僕は長田先生の背中らしき所に捕まって、光の弾丸を受けて悶える学園長のすぐ近くまで進攻していた。「ナナ!」(はい!) 今の僕には分かる。透明なコアが、全てを透明にしたいという欲望を持っていること。 上手く手綱を取って長田先生にその力を向けないようにしながら、僕は右手を伸ばす。 透明なコアが見える。 学園長を取り巻く色は、それが必要なものだと判断して手を伸ばしてくる。 でも、触れる度、色が怯えて遠ざかっていく。「いいのかしらねぇっ?!」 学園長の狂喜に満ちた笑みが、そのまだらの顔に妙に映えた。「この光は貴方達と同じ人間、光が消えればその人間も死んだことになる! ふふ、まあ同士討ちが当たり前の最低種族だから、脅しにもならないかもだけどっ!」 言いながら、学園長は手を伸ばす。僕の透明コアを手に入れるために。「あなたの中にいる全員が、あなたに従っているとは思えない」 そして、僕は呼んだ。「ココ」
「お前がナナか」 いきなり初対面の彼方くんに言われて、右手の甲の上に立っているナナは明らかに怯えた。「大丈夫、悪い人じゃないから。いい人……かなあ」 渡良瀬さんがフォローしようとしてフォローになっていない。「俺がいいヤツだろうと悪いヤツだろうと今は関係ないだろ」 彼方くんはぶすっとしたまま言った。「聞きたいのは、お前が何者か、って言う話だ」 いきなり本題を突き付けられて、ナナは僕と渡良瀬さんを交互に見る。「え、えっと、何者って、どういう、意味でしょう」
月が改まって新しい週が始まって、僕は中庭に渡良瀬さんと彼方くんを呼び出した。 渡良瀬さんもいるのは、僕の説明不足の時に補ってくれないかと頼んだから。 そして二人の秘密が三人の秘密になっても「三角関係ー!」とおおはしゃぎして消えたココたちコア監視員はいない。「まず聞くが」 仏頂面で切り出したのは彼方くんだった。「なんで特別な用事でもない限り二十四時間傍にくっついてるあのコア監視員が姿を消すんだ」「ん~、どっから話すべきなのか……」 考えて、この中庭に、空からナナ
……ナナ。 僕のコアに宿ったコア生物しか心当たりはない。「丸岡!」 先輩が駆け寄って来て、集中が解けたせいでコアは透明に戻った。「彼方は手を出していないな?」「はい。彼方くんは校内にいて、相手の挑発に乗らずに対応してました。僕がそこに駆け付けて、ちょっと無理やりだけど学校内に放り込んだんです」 先輩は虚空を見て(おそらくコア生物とやり取りしているんだろう)、頷いた。「彼方が手を出していないことを確認」 その間に風紀委員が五人を取り押
「坊ちゃん、何処中の何様だい?」「弧亜学園風紀委員、丸岡仁です」 僕は名乗った。「学園外でのコア戦闘はコア使用法違反に当たると知っていて、ここに来たんですか?」「はっ、弧亜学園がどんな学校だろうと、数と力があれば勝てるんだよ!」「警察沙汰になると知っての訪問ですか?」「違うね、そこのスピードスターに仕返ししてやりたかっただけだ」 男子の一人がニヤリと笑う。「こいつ、中学校の時、コア移動で車道走ってたし、コアケンカも結構してた。そんなヤツが弧亜学園に入って偉そうな