Beranda / 恋愛 / 地味男はイケメン元総長 / メイクとお出かけ④

Share

メイクとお出かけ④

Penulis: 緋村燐
last update Terakhir Diperbarui: 2025-07-12 17:31:37

 昼食を食べ終わったら、あたし達は百円均一のショップに行く。

 日高くんのコスメを買うためだ。

 ちゃんと買うならコスメショップに行くところだけれど、今は必要なものだけを少量欲しい状態だ。

 まずは日高くんにスキンケアを慣れて貰わないといけないし、何より学生であるあたし達にはお金がない。

 少量とは言え百円でコスメが買える百均はもはや救世主だ。

 しかもクオリティも年々上がっていて百均様様って感じ。

 取りあえず化粧を落とすクレンジングは必須。

 そして化粧水はテスターを試してもらいつつ選ぶ。

 あとはメンズ用に保湿美白ジェルがあったので、それを選んだ。

 本当はパッチテストをして問題が無いか確かめてから使うんだけれど、日高くんはスキンケア用品を持っていないし、何より丸二日様子を見なければならないことを伝えたら「面倒くせぇ」という言葉が返ってきたため今日から使ってもらうことにした。

 肌に湿疹が出たり、かゆみが出て赤くなってきたりして来たらすぐに使うのをやめるように念を押してから買ってもらう。

 コスメを買うことに抵抗があったみたいだけれど、「まあ、三百円くらいなら」と買ってくれた。

 その後は特に予定もなかったので、各々おのおの必要な買い物に付き合いながら歩き回る。

 そうして四時半くらいに駅で解散という事になった。

「クレンジングと保湿は絶対にしてね。あと約束通り夜は野菜も食べて。それと、寝不足が肌荒れの主な原因だろうから、十時には寝ること」

 別れ際、念を押すようにつらつらと並べ立てる。

 日高くんはウンザリして「お前は俺のおふくろか!?」と叫んでいた。

 確かに、まるで母親が言いそうな言葉だな、と言われてから思う。

 でも絶対にやって欲しいことしか言ってないし……。

 そんな風に思っていると、「はぁ」とため息をつかれた。

「このス
Lanjutkan membaca buku ini secara gratis
Pindai kode untuk mengunduh Aplikasi
Bab Terkunci

Bab terbaru

  • 地味男はイケメン元総長   今後の行事

     メイクした姿を男子たちに見せたいだけだったので、集まった後はどうするか具体的には決めていなかった。 だから無難に近くにあるカフェに入る。 当然の様について来る杉沢さんを陸斗くんが物凄く睨んでいた。 でも他の皆は警戒はしつつも、こんな人目のあるところで変なことはしないだろうという感じで一緒に来る事を拒んだりはしなかった。 やっぱり助けてくれたからっていう思いもあるんだと思う。 それに思い返してみれば、あたしも酷いことは一度もされていない。 ……セクハラはされてるけれど。 何にせよ、一緒に来ることを拒否するとメガネ返してくれないみたいだったし。 それに日差しが強くなってきて外にいると暑かった。 涼める店の中に行きたいと言うのは、皆同じ意見だったから。 ……でも、どうして座る席がこうなっちゃうかな? あたしの右隣には陸斗くん。 そして左隣には杉沢さん。 隙を見ては肩やら腰やらを抱こうとしてくる杉沢さんと、その手を外しては威嚇しながら自分の方にあたしを引き寄せる陸斗くん。 そんな二人に挟まれるのは色んな意味で疲れる。 杉沢さん、違う席に座ってくれないだろうか。 それかいっそあたしが他の席に座るとか。 誰かこっちに座れば? って言ってくれないかな? そう思って目線を上げると、まずはさくらちゃんと目が合った。 合ったと同時にあたしの意図を察したみたいだけれど……。 さくらちゃんは手を合わせてゴメンのポーズを取り、神妙な顔で首を横に振った。 ごめん、無理。 簡潔にそう言われた気がした。 沙良ちゃんと美智留ちゃんにも同じようにされる。 その二人の争いには巻き込まれたくない、と顔に書いてあった。

  • 地味男はイケメン元総長   再会②

    「……じゃあ、あたしの肩からも腕下ろしてくれませんか? 杉沢さん」 要望を告げつつ、美智留ちゃん達に彼が誰なのかを知らせる意味で名前を言う。「え? 灯里ちゃん知り合いなの?」「ん? 杉沢って最近どっかで聞いたような……?」 後ろの方でさくらちゃんと沙良ちゃんの疑問の声が聞こえる。 その答えは美智留ちゃんが口にした。「杉沢さんって……もしかして一昨日灯里が気に入られたっていう……」 肩から腕を下してもらって、自由になった美智留ちゃんの驚いた表情が見える。「俺の名前覚えててくれたんだ? 嬉しいね。そう、杉沢 鶴って言うんだ。下の名前で呼んでくれるともっと嬉しいんだけれど?」 そう言って杉沢さんはギュウっとあたしを抱きしめる。「ちょっ!?」 あたし腕下ろしてって言ったのに! 下ろさない上にそのままギューしないでよ!「呼びません! それと放してください!」 もう一度要求したけれど、全く放してくれる様子は無い。 それどころか、肩の辺りにあった手が下におりてきて腰も抱かれる。「灯里ちゃんって抱き心地も良いんだねぇ。このまま色々奪っていい?」 ダメに決まってるでしょーーー!!! 突っ込みも最早声に出せない。 そうしてやっぱり離してくれない杉沢さんだったけれど、突然前触れもなくパッとあたしを離して距離を取った。 いきなりどうしたのかと思ったら、また誰か別の人があたしの体を後ろから抱き締める。 一瞬身構えたけれど、頭の上から聞こえてきた声に力を抜く。「てめぇ、どっから湧いて出てきた」 威嚇でもする様に低い声でそう言ったのは陸斗くんだ。 ナンパされてからずっと気を張っていたみた

  • 地味男はイケメン元総長   再会①

     朝に三人と待ち合わせた駅で男子とも合流することにしたんだけれど、あたし達の方が先についたみたいだった。「あっちも合流してからここに来るって言ってたから、もうちょっと時間かかるのかもね」「日高とか、遅刻魔だしね」 美智留ちゃんの言葉に、沙良ちゃんが冗談めかしてそう言う。 だからあたしはフォローを入れておく。「最近は寝不足にはなってないから多分大丈夫だよ。昨日だって遅刻はしてなかったでしょう?」「そういえばそうだったね」 そんな会話をする中、さくらちゃんが小さく溜息をつく。「司くんは来れないなんて……あーあ、見てもらいたかったな……」 残念がる彼女を美智留ちゃんが慰めていた。 そう。 花田くんだけは今日は家の用事があって少し遠出しているらしい。 すぐに来れる場所にいないため、今日は花田くんだけ不参加だ。 そんな話をしながら陸斗くん達を待っていると、知らない人に声を掛けられた。「君達皆可愛いね。暇なら俺達と遊ばない?」 大学生くらいだろうか。 二十歳前後の男の人三人があたし達を囲む様に近付いてきた。「え? あの……」 突然の事に戸惑う。 でもすぐに分かった。これ、ナンパだ。 人生二度目のナンパ。 とは言っても、前回は戸惑っているうちに勝手に揉め事になって相手が去って行ったけれど。 しかも相手は三人。 明らかにあたし以外の三人が目当てで寄って来ている。「いえ、あたし達待ち合わせしているので遠慮します」 あたしが守らなきゃ、なんてちょっとした使命感が芽生えてハッキリとお断りする。 でも彼らはそれだけだと離れて行ってはくれなかった。「相手は男? だったら待たせとけばいいじゃん。こんな可愛い子達待たせるとか

  • 地味男はイケメン元総長   女子会④

    「……でも杉沢、だっけ? 灯里が気に入られてるから何かされるかもって不安はあるんでしょ?」 うっ……。 その言葉に、皆黙ってしまう。 確かにその懸念事項は残っている。「……でも何で気に入られちゃったのか分からないんだよね。メイクしただけなのに……」 ため息と共にそう呟くと、バッと三人があたしを見た。 その表情は揃って驚き――いや、驚愕に近いかも知れない。 その驚きを初めに言葉にしたのは美智留ちゃんだ。「メイクしたの!? それなら気に入られるわ」「何もされてはいないけど、メイクはしたってことか。あちゃー、それはやっちゃったね」 そして沙良ちゃんが続ける。 最後にさくらちゃんがあたしの肩に手を置いて。「灯里ちゃん、本気でメイクしたでしょう? それはマズイよ……」 と、しみじみと言われた。「な、何で? メイクしただけだよ?」 分からなくて慌てて聞き返すと、凄く真剣な顔で答えが返ってくる。「ドキドキしたって言ったでしょう? 灯里ちゃんが男だったらあたし惚れてたかもしれない」「そうそう。逆にあたしが男だったら絶対心奪われてた」 さくらちゃんと沙良ちゃんが、さっきメイクしたときの感想に“もしも”を足して言った。 ええー? と微妙な気分で納得出来ないでいると、美智留ちゃんが更に付け加える。「同性のあたし達ですらそう思うんだから、きっと異性ならもっとドキドキしてるはずだよ。だからあたしは日高に同情するって言ったのよ。灯里が異性にメイクしまくったら灯里の取り合いになりかねないから」「いや、流石に取り合いまではいかないかと……」 確かに陸斗くんにも

  • 地味男はイケメン元総長   女子会③

     そんなことを考えながら美智留ちゃんに視線を戻した。 美智留ちゃんの今日の髪型は編み込みをサイドに入れたお団子ヘアーだ。 カラフルなヘアピンを使ってオシャレに仕上げている。 美智留ちゃんの顔は正統派美少女って感じだ。 メイク次第でどんなタイプにも成れそう。 髪型に合わせるなら大人っぽくは違う。 だからと言って可愛い系にすると一気に子供っぽくなりそうだ。 うん、ここはそのまま正統派って感じで。 そうイメージを決めたらあとは早い。 肌はトーンアップしつつ、ファンデーションはパウダータイプでサラッと。 アイラインは控えめにしつつ、シャドウを使ってぼかしていく。 眉は平行気味にして眉尻を少し下げる感じ。 これで美智留ちゃんの凛々しさが出ていると思う。 ノーズシャドウも入れて、鼻を高く見せる。 チークも粒子が細かくてうっすらとつくようなものを選んで入れてみた。 口紅はベージュピンクで赤くなりすぎないように。 そうして完成したメイクは正統派美少女の美人度アップって感じだと思う。 鏡を差し出し、何となく三度目の正直と思いながら聞いてみる。「メイクどうかな?」「……」 まずは沈黙。 鏡を手に取ってはくれたけれど、すぐには見てくれない。 そしてそのまま彼女は口を開いた。「……日高に同情するわ……」 いや、それどういう意味!? 訳が分からな過ぎてそれは言葉として出てこない。 あたしの疑問なんて知らない美智留ちゃんは、そのまま鏡を見てくれる。「……やっぱりすごいね。メイクの仕方、灯里に教えてもらおうかな?」 あたしが美智留ちゃんにヘアセットを教え

  • 地味男はイケメン元総長   女子会②

     笑って誤魔化しながら自分の顔を確認したさくらちゃんは、軽く目を見開いた。「……何て言うか……あたし、こんな顔にもなれるんだ……」 そう言ったさくらちゃんを見た美智留ちゃんと沙良ちゃんは「おお」と揃って感嘆の声を上げている。「じゃあ、ヘアセットはあたしがやるから、次は沙良やってもらっててよ」 美智留ちゃんがそう言って、いつの間に準備したのか櫛やヘアアイロンを準備していた。 確かに髪に関しては美智留ちゃんの方が上手いだろう。 ここからは任せることにして、あたしは沙良ちゃんに目の前に来てもらう。 いつも長い髪をポニーテールにしている沙良ちゃん。 今日も来た時はシンプルなポニーテールだったけれど、先にヘアセットしてもらったのか毛先を巻いて編み上げた状態のポニーテールに変わっていた。 沙良ちゃんはそのままの素材の良さを引き出す感じが良いと思うけれど……。「どんな感じにしたいとか、リクエストある?」 一応聞いてみた。「そうねー。えっと、こんな感じとか?」 そう言って見せられたスマホの画面には、人気アイドルグループの一人の写真が出されていた。「……」 正直顔は分かるけれど名前はすぐには出てこない。 だってこのグループ人数多いんだもん。 その中でも比較的沙良ちゃんに似たタイプだとは思うけれど、もう少し可愛い系統だ。「どう? 出来る?」「うん、出来るけど……どうしてこの子なの?」 ちょっと可愛い系にメイクすれば大丈夫だとは思うけれど……。 沙良ちゃんはアイドルに近付きたいとか思うようなタイプではなかったと思うから、不思議に思って聞いてみる。「んー

Bab Lainnya
Jelajahi dan baca novel bagus secara gratis
Akses gratis ke berbagai novel bagus di aplikasi GoodNovel. Unduh buku yang kamu suka dan baca di mana saja & kapan saja.
Baca buku gratis di Aplikasi
Pindai kode untuk membaca di Aplikasi
DMCA.com Protection Status