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第 178 話

作者: 一笠
「はい、もちろんです」

清子は頷き、目元には抑えきれない喜びの色が満ちていた。「煌さん、あなたが振り返ってくれさえすれば、私はずっとあなたの後ろで待っています」

煌の目の奥に一瞬、得意げな色がよぎった。やはり自分の魅力は健在で、清子を騙すことなど、思うがままにできると分かっていた。

「清子、まだ俺を信じてくれてありがとう」

「お礼なんてやめてください」

清子は自ら煌の胸に飛び込んだが、相手の体がわずかに硬直したことには気づかなかった。

「家に帰ったらすぐにお母さんに話して、一緒におじい様のところへ行って、あなたのために口添えしてもらいます。ここはこんなに寒いのに、あなた一人でここで年越しなんて
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