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第 379 話

Auteur: 一笠
凛が無表情に一歩下がると、優奈は気まずそうに足を止めた。

「姉さん、お会いできて本当に嬉しいわ......この前は、ゆっくりお話もできなかったから」

優奈は、まるで悪意のかけらもないような顔で、「姉さん」と、おそるおそる呼びかけた。「姉さんが生きて帰ってきてくれて、本当に良かった......ききっと神様が私に償いをさせてくれるんだ。これからは......」

「あなたとは、もう二度と関わりたくない」

凛は内心、不快感を覚えた。3年経っても、優奈のあざとさは増すばかりだ。

「姉さん、まだ私のことを、家族のことを怒っているのね」

優奈は少し目を伏せ、さらに悲しそうに見せた。「あの時は、私たちが本当に
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