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第22話

Author: 風待
メルボルン。

ゆいは、テオドールの紹介で、彼の隣にある小さなマンションを購入した。

広さはさほどではなかったけれど、一人で住むにはちょうどいい。とはいえ、まだ引っ越したばかりで、足りないものが山ほどあった。

ちょうど近所には大型のスーパーがあって、テオドールの案内で一緒に買い出しに行くことにした。

そのスーパーはとにかく品揃えが豊富で、生活に必要なものは何でも揃っていた。わざわざあちこち回らなくても済むのが嬉しい。とはいえ、つい買いすぎてしまい、荷物の量にゆいは少し困ってしまった。

「心配しなくてもいいよ。このスーパーには1時間以内の宅配サービスがあるんだ。少しだけ配送料がかかるけどね」

眉をひそめる彼女の表情に、テオドールは思わず微笑んで、そう説明した。

その声に、ゆいはふいに彼を振り返る。むっとしたように頬を膨らませて睨むその姿が――

――かわいすぎる……

テオドールの頭の中には、その言葉しか浮かばなかった。

あまりにまっすぐな視線に気づいたゆいは、顔を少し赤くして、軽く咳払いを一つ。

「……ちょっと、行ってくるね」

そう言って足早に
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