เข้าสู่ระบบ「セイ、喉乾いたでしょ?」 そう言って瓶のラムネを渡した。 「ラムネなんて懐かしい!」 「でしょ?」 縁台に座って一緒に飲んだ。 ラムネのビー玉が瓶の中で転がっては、コロコロカラカラと懐かしく鳴った。 「小さい頃さ、やっばりお祭りでユウと一緒にラムネ飲んだよね」 「うん、まだセイが小学生の頃に、近所のお祭りにセイと僕の家族みんなで行ったよね」 「オレ、中学生くらいになってから、お祭りは同級生と行っちゃってたな…。今思えば、一緒にユウと行けばよかった。もっとユウとの時間を大切にすれば良かった…」 「…でもそういう時間があったからこそ、今こうしてずっと一緒にいたいって、強く思えるんじゃないかな…」 「うん、そうかも…」 またラムネの瓶が傾き、カラカラコロコロとビー玉が鳴った。 同時に夕真はゴクッと喉を鳴らし、その喉仏が男らしく上下したのを星《セイ》は見逃さなかった。 その喉から発せられる、夕真《ユウマ》の優しい低い声が星《セイ》は好きだった。 星《セイ》はいつの頃からか自分よりも随分背が高くて、男らしい夕真《ユウマ》を好きになっていた。 長く好きと気付かなかった自分に、星《セイ》は今になってもどかしささえ感じていた。 もし早くに自分の気持ちに気付いていたら、夕真《ユウマ》とはもっと前から恋人になっていた
少し経つと神社の境内の灯篭に明かりが灯った。 「…ユウ、まだかなー…」 夜の神社で灯篭の灯りだけが頼りなのは、大人になったとはいっても心細くなってくる。 星《セイ》は1人になってしまったあの頃を思い出していた。 それは星《セイ》が高校1年の終わりだった。 夕真《ユウマ》は大学に進学することになり、一人暮らしを春から始めることになったと知った頃だった。 その時は、ちょっと寂しいくらいに思っていた星《セイ》だった。 しかし、別れが近づくにつれ、夕真《ユウマ》はこのまま大学生になり、社会人になり、自分の前から消えてしまうのかもしれないという、そんな寂しさと不安が募った。 いつもそこにいるはずの夕真《ユウマ》が…。 あの長いトンネルみたいだった日々があって気付いた強い気持ちがある。乗り越えたからこそ、今の夕真《ユウマ》と一緒にいれる未来があった。 そう、もう絶対に離れないように──。 ふと我に返った星《セイ》のすぐ近くに、こじんまりと飾られた七夕飾りが目に入った。 片足は素足のまま庇って歩き、飾られた笹の脇にある机の上の短冊とペンを手に取った。 一度呼吸を整え、迷いなくサラサラと願い事を書き込むと、笹の葉の一番高い所に黄色の短冊を下げた。 そこにはさっき星《セイ》が神様に願ったことと同じ事が書かれていた──。 『これからもこの幸せが続きますように 星《セイ》』
祭りの喧騒から少し離れ神社に着くと、人は疎《まば》らで時々涼やかな風も吹いていた。 「…はぁ、人混みは疲れるから、こういう方がオレたちにはいいね」 「うん、そうだね」 参道を抜け清めてから、参拝する。 パンッ!パンッ! 二人は綺麗に柏手を揃えて打ち、手を合わせて祈った。 「…セイは何をお願いしたの?」 「願い事言っちゃったら、叶わないんじゃないの?」 「あ、そうだよね」 「そ!…でもユウがお願いしそうなことは分かるけどね」 「…うん、僕もセイがお願いしそうなことは分かるよ」 「そうそう、S〇itch2が、当たりますようにってね!アハハ!」 「…うん、ふふふ」 参道を戻ろうと歩き始めると、星《セイ》が前のめりに転びそうになった。夕真《ユウマ》に腕を掴まれて事なきを得た。しかし、下駄の鼻緒が切れていた。 「…うわっ、マジかー…」 「僕の肩に捕まって」 星《セイ》は夕真《ユウマ》の肩に手を掛けた。それだけでバランスを取るには足りず、すかさず夕真《ユウマ》は星《セイ》の腰に手を回し、抱き寄せるようにしっかりと支えた。 今となっては、この感じるお互いの体温が、ただの幼馴染みとは違う物になって、嬉しさと恥ずかしさが混在する。星の身体は一気に火照った。 夕真《ユウマ》は星《セイ》の下駄をもう片方の手に持ち、身体を支えながら歩いた。 男とし
街には少し早くも感じる風鈴の音が涼しげに心地よく耳に響き、七夕飾りが街を彩っている。 星《セイ》と夕真《ユウマ》は二人で浴衣を着て、夕涼みがてら七夕祭りにきていた。 露店のたこ焼き、焼きそば、いちご飴、星《セイ》は目に付くものを片っ端から口にしてみる。夕真《ユウマ》はそんな星《セイ》を見て、微笑んで幸せに浸っていた。 「ユウ!これやりたい!」 星《セイ》は夕真《ユウマ》の2歳年下。小さい時にはもうお隣さん同士の幼馴染みだった。 お腹もだいぶ満たされた星《セイ》は、射的にチャレンジしてみることにした。 一つ気になる景品を見付けたからだ。 射的用の銃を台に立て、銃口にコルクをギュッギュッと詰める。 やる気満々に浴衣の袖を肩までたくし上げて銃を構えた。細い腕にも筋肉の陰影が、男らしく夕真《ユウマ》の目に映った。 「構えは決まってるよ、セイ」 「『構えは』って余計!見てろ、落としてやるから」 小さなプラスチックのクマの貯金箱の横にある、1等と書かれた紙が貼られただけの、四角い置物に狙いを定めた。 パンッ! 威勢のいい乾いた音が響いた。 コルクの弾はかすったけれど、びくともしなかった。 その後も、全てのコルクを使い切ったが、何度かすろうが、当たろうがびくともしなかった。
夕真は星の腰を引き寄せ、自分の昂《たかぶ》ったモノを星の窄まりにあてた。 気持ちを抑えながら慎重に星の中を押し広げ、挿《はいっ》ていく。 星は内蔵を押し上げられるような苦しさと、夕真の全てを受け入れるこの瞬間に喜びを感じていた。 「あああぁっっ…!!」 「セイ、大丈夫?痛くない?」 星は苦しそうな、でも、それでいて嬉しそうな表情でコクコクと頷いた。 「…セイ、痛いんじゃ…」 夕真はそう言って、腰を引こうとした。すると星は頭を横に振りながら、夕真の腰に脚を巻き付け、しがみつくように抱きついた。 「わかったよ、セイ」 夕真はそのままゆっくりと星の奥へと力を込めた。 「あぁっっ…、ユウ…、あんンッッ…っ」 「…ん、はぁっ、全部入ったよ、セイ。…セイの中、熱い…」 「…うっ、んっ…、嬉し…、ずっと、こうなりたか…った…」 星は幸せを噛み締めるように微笑んで、涙を流した。 夕真はその涙を受け留めるように頬にキスをした。 少しずつ夕真が動き出すと、星はぎゅっと枕の端を掴んだ。夕真はその手を取って、指先を絡ませ強く握った。 夕真は昂《たかぶ》りのままに星に腰を打ち付ける。星の屈曲した膝下はそれに合わせて宙に揺れた。 「あっ、あっ、あんっっんっ、ユウッ、ユウッ…んっっ」 顔を歪ませ、うわ言のように何度も自分の名前を呼ぶ星が堪らなく愛おしかった。 夕真は抽挿を繰り返しながら、星のモノを握って扱い
*** 「……セイ、好きだよ」 白いシーツの上に、白地に青い花の柄の浴衣がバサリと広がった。 その浴衣は星によく似合っていて、深い紺色の帯が星の身体の細さを強調していた。 昔から小柄で細身の星だった。それでも今はもう、夕真が思っていた守られるような小さきものではなかった。 夕真はその華奢な身体を抱きしめた。壊れてしまわないか不安だったのは、きっと自分の心だった。 夕真は何度も抱きしめては、深いキスをした。今までとは違う、男としての気持ちでだった。 星も応えるように甘く潤んだ瞳を夕真に向けた。 お互いの熱く上気した身体が、浴衣の生地を通しても感じられた。 「…セイ、僕のものに…、僕の人になって…」 「人?へへ、ユウらしいね」 「セイのこと、全部知りたい、全部欲しい…」 「…うん、全部ユウのものにして…」 星は夕真の首に腕を回した。 夕真は星の唇の端から舌を差し込み、優しく丹念に舌を絡め、星のはだけた浴衣の併せに手を忍ばせた。 星の肌の熱さと滑らかな感触が、緊張と期待に夕真の鼓動を速めた。 星は初めて自分に向けられる夕真の欲を孕んだ眼差しだけで、血が沸き立つような快感を覚えた。 そして、掌にツンと星の胸の尖りが触れた。指の腹で優しく転がすと星の身体が小刻みに震え、切なそうに目を細めた。 星の頬から首筋、鎖骨へと食《は》むように唇で辿りながら、薄く平らな胸の先端を指先で摘んでは弾く。 「…うう…んっ…」 星は堪えきれず吐息と共に声を漏らした。 夕真の優しい唇、指先から、星への愛おしさが溢れていた。 「…ユウ、熱い…」 その言葉に夕真は星の浴衣の併せを広げ、浴衣の袖から片腕ずつ出してやった。 カーテンの隙間から、星空の明るさが差し込み、星の身体を美しく晒《さら》した。 少し恥ずかしそうに肩を竦《すく》めて目を逸らした星が可愛かった。 そっと脇腹を撫で、熱を帯びたように綺麗に色付いた胸の飾りを口にした。 「…あ…、ああぁ…」 星は手の甲を唇に押し当て、身体を震わす。 小さな粒を舌で転がし、つぅと吸ってみる。それだけで、身体を跳ね上げ、可愛い甘い声が漏れる。 星は初めての感覚にもう溶けてしまいそうだった。 星が悶えるたびに、だんだんとはだけた浴衣の裾は広がり、たくし上が