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第 160 話

Author: 江上開花
亜夕美は譲が煽っていることには気づかないふりをして、冷たく言った。「私は監督ではありませんから、他人を評価する資格はありません。陸田監督がご自身で選んだ方ですから、ご自身で評価なさればよろしいでしょう」

譲はとっくに亜夕美が根に持つタイプだと気づいていた。恐らく、この誘いに乗ってくれないだろうと分かったのだ。

騒ぎを起こすことに失敗しても、恥じることもなく、親指を立てて路加を褒めた。「清水さんは才能に恵まれてるね。生まれながらの女優の才能だ。もっと磨けば、いずれは映画やドラマで女優賞を受賞するだろう」

周囲からクスクスと笑い声が響き、路加は顔を青ざめさせ、無意識に亜夕美の方を見た。

亜夕美は何
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