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第 355 話

Autor: 江上開花
静樹の言葉が終わった瞬間、救急車の中では路加さえも泣くのを忘れるほどだった。

しばらくして、路加はすすり泣きながら言った。「将臣、痛い……」

将臣はようやく反応したかのように、路加の手を握り、静樹に答えた。「そんなことはない。佐藤院長は耄碌しているんだ。俺たちが報復すると思って、汚名を着せようとしているだけだ」

静樹は冷淡な表情で言った。「そうか」

病院に到着すると、医師は佐藤院長への救命措置を拒否した。「患者に生命反応がありません。私たちは生きている人を救うことはできますが、死んだ人を蘇らせることはできません。どうかご愁傷様です」

佐藤院長は病室に運ばれた。静樹は人を呼んで、佐藤院長の体を綺
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