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第 37 話

Author: 江上開花
「お嬢様は幼稚園から戻られてから、ずっと部屋にこもっておられました。昼食の時間になったのでお声をかけに行ったら、いなくなっていて、このメモだけが残されていたんです」

すでに使用人が新しい車椅子を押してきており、静樹はゆっくりとそれに腰を下ろした。メモを受け取って見ると、そこにはつたない字でこう書かれていた。「パパへ。ママをさがしにいくから、だれもついてこないで!」

そして、決意を示すかのように、その文の最後には怒った顔文字が描かれている。

静樹の目に一抹の諦めが浮かんだ。そのメモをしまい、青ざめた家政婦の顔に冷たい視線を向けて言った。「次があったら、辞めてもらう」

傍にいたボディーガードは心の
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Mga Comments (2)
goodnovel comment avatar
下枝才子
真理ですねー  夫が身近ではなく 他人より距離がある 夫婦って何でしょうか?
goodnovel comment avatar
下枝才子
子供が育つのは とても早く 抱き上げる事ができる時間は とても短い
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