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第9話

Author: タチアオイ
「もちろん」

私は頷いた。

その時、美咲のスマホにまた通知音が鳴った。

玲奈からの友達申請だった。

【須崎さん、自分の婚約者くらいちゃんと管理してくれない?もう私に付きまとわせないでください】

その一文を見た瞬間、美咲はとうとう叫び声を上げた。

「もうほんと無理なんだけど!

いつも肝心なタイミングで直人に電話して、自分のところへ呼びつけてるのはあいつのほうじゃん!なのに今さら『ちゃんと彼を管理して』って何様なの?

だめ、絶対に全部暴露してやる。あのクズ男どもまとめて全員地獄へ落としてやる!」

怒りで胸を大きく上下させながら息を荒げ、しばらくしてようやく落ち着きを取り戻すと、彼女は真剣な目で私を見た。

「結月、もう一回だけ聞くね。もしこの件を全部暴露したら、古川の仕事も名声も終わるかもしれない。それでも、本当に後悔しない?」

私は薄く笑った。

答えようとしたその時、スマホが震えた。

優真からのメッセージだった。

【どうして家にいないんだ?どこ行った?】

私は知っている。優真はもう長年、家に帰れば私が食事を作って待っている生活に慣れきっていた。

だが十数秒後
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