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第825話

Penulis: 夜月 アヤメ
―ドォン!!

突然、空に雷鳴が轟いた。

その音に、修はハッと目を覚ます。

頭を巡らせるようにして窓の外を見ると、狂ったような暴風が吹き荒れ、雨が滝のように降り注いでいた。

風がカーテンを巻き上げ、大粒の雨が部屋の中まで吹き込んでくる。

激しい雷雨と風―それらが、一気に修の眠気を吹き飛ばした。

彼はベッドから起き上がり、窓の前へ向かうと、勢いよくそれを閉める。

しかし、ガラス越しに外の荒れ狂う景色を見た瞬間、なぜか胸が締めつけられた。

―なぜ、こんなにも痛い?

突然、何の前触れもなく、胸の奥が苦しくなる。

修は無意識に心臓のあたりを押さえた。

まるで、何かが起こっているかのような、嫌な感覚。

しかし、目の前にはただの雷雨が広がっているだけだった。

―リンリンリン......!

静寂を破るように、スマホの着信音が鳴り響く。

修はベッドへ戻り、スマホを手に取って通話ボタンを押した。

「......もしもし」

次の瞬間、電話の向こうから伝えられた言葉に、彼の表情が一変した。

通話を切ると、迷いなく服を着替え、傘も持たずに嵐
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