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第125話

Auteur: みそ煮
last update Date de publication: 2026-04-27 11:27:48

礼音は香織の要求を呑み、二人でファミレスへと入った。昼時だったこともあり、店内は満員だった。家族連れや若いカップル、サラリーマン風の一人客など客層は様々だ。

店員に案内され、二人はテーブル席に向かい合って座った。メニュー表を開いた香織は、目を輝かせた。大企業のお嬢様だろうに、こんなもので喜ぶのか。香織は礼音がこれまで出会ってきた女たちとは全く違うタイプだった。

『あんな安い店に彼女を連れて行くなんてありえない。ああいう男とは死んでも付き合えないわ』

『礼音、あのバッグ買ってよ!私、誕生日プレゼントはあれがいいわ!』

『新婚旅行はヨーロッパに行きたいの。それと結婚式はハワイでたくさんの人を呼んで挙げたいわ。礼音なら叶えられるでしょう?』

礼音は嫌な記憶に蓋をし、メニュー表を眺めていた香織に声をかけた。

「こういうところにはよく来るのか?」

「いえ、全く!恥ずかしながら、実は初めてなんですよ」

香織は照れたように笑った。ここに来れたのがそんなに嬉しかったのか。行こうと思えばいつでも行けるだろうに。礼音は彼女の気持ちが理解できなかった。

「まぁ、そりゃあ九条家のお嬢様がこういう店で外食する
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Commentaires (1)
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リコリス
香織のこのお嬢様らしからぬ所は本物。 日菜乃の天真爛漫な所は偽物。 亮太は本当に見る目がないわ。 根本的には選民主義なのに、心も全てが貧しいクズ女に騙されてさ。子どもも本当に亮太の子だかも分からない位、男たちを渡り歩いてる。
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