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第2491話

Author: かおる
「救急に連絡する?」

「救急車の到着を待っていたら、おそらく間に合わない」

仁志は冷静に返した。

「それに、君は今、電話をかける力すらないだろう。僕も運転から目を離せないから、助けを呼ぶのは絶望的だ」

「じゃあ、これからどうすればいいの?」

仁志は薄い唇を開き、短く答えた。

「ぶつけて止める」

星は無意識に聞き返した。

「それって、すごく危険じゃない?」

仁志は唇の端を吊り上げたが、その瞳の奥には狂気を孕んだ光が瞬いていた。

「だが、そのほうがスリルがあるだろ?」

……

病院にて。

星が目を覚ましたとき、視界にある世界が揺れているようで、言葉にできないほどのめまいを覚えた。

「星、星、大丈夫?」

馴染みのある、それでいて遠くから聞こえる声は、まるで別世界から響いてくるようだった。

星はゆっくりと目を開け、霞む視界の先で、ようやくその声の主をはっきりと捉えた。

「……彩香」

星が目を覚ましたのを見て、彩香はようやく安堵の息を吐いた。

「星、心臓が止まるかと思ったんだからね。無事でよかった。航平があなたの異変にすぐ気づいて追いかけてくれて、間一髪で車か
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Comments (25)
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カロリー
宮東真さん 仁志の腹黒さや性格の悪い追い込み方などを好きになれないと、楽しみが減ってしまう小説ではありますよね。 作者様はわりとイカれたというかぶっ飛んでいるというか病んでるというか、そういうキャラクターが好きそうなので(過去作読んでないですが)、番外編の仁志も暴れてくれるかとワクワクしてます。 できれば不憫キャラにはお手柔らかにいってほしいですけど…その容赦のなさも仁志なんですよね〜 陸瀬先生みたいな、重要だけど脇なキャラが記憶持ちというのもきっと面白いですね。 一番ありえるのはやっぱり、夜さんの人脈の太さによるものかもですが。女傑な夜さんなら、毒研究のパトロンやってるとかもありそう。
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宮東真
sayuさん 本当に航平、自己評価高すぎるというか、一応親友が雅臣なのに、しかもあいつかなり優秀なのに、ここまで自信満々なの逆にすごいですよね…。 前は雅臣と結婚してたからって最初はアピール少なめ(でもめちゃくちゃ雅臣下げはしてたし、星の素性も教えなかった)でしたけど、万が一雅臣がまた星に惚れたら、この男どうするんでしょうね…。 まあそうなると自動的にまた清子も絡んできそうでうわあ…てなりますが、航平よりはマシか…っていう。
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sayu
自分大好き航平は、かなり痛い奴ですね(笑) ひょっとして、自分の容姿にも勘違いしてたりして…。 容姿端麗で人助けまでできる俺って完璧的な(笑) やっぱり早く仁志にボコられることを望みます。
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