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22話

Author: 東雲桃矢
last update publish date: 2026-06-05 03:30:31

「分かった、ありがとう」

 ノエルは男に礼を言うと、フォルターをX字の拘束具の前に連れて行く。

「立って」

 立ち上がると、ノエルの耳元に口を寄せる。

「あいつらの見世物になるつもりはない。部屋に戻る」

「ダメだよ。これは義務だ。暴れたり抵抗したりしても、警備員が君を拘束する。大人しく拘束されるんだ」

 中庭を見回してみると、ジャンのような屈強な男が何人もいる。また喉奥に突っ込まれては、たまったものではない。フォルターは渋々拘束される。

「すぐ戻る」

 ノエルは小走りで貸出棚に行く。彼らの会話は聞こえないが、貴族達がフォルターに注目しているのが分かる。オペラグラスで顔が分かりにくいが、幸い見覚えのある人間はいない。

(なんで俺がこんなことを……)

 ノエルの言葉が本当なら、彼らは少し前のフォルターよりも格下の貴族だ。格下の慰みものにされるなど、反吐が出る。

「おまたせ」

 ノエルは潤滑剤を持ってきた。片手にはオレンジ色の派手なゴム製手袋。手袋には無数の突起がついていた。

「な、なにをするつもりだ……!」

「さぁ、なにかな?」

 ノエルは潤滑剤を手袋に垂らすと、フォルターのペニスをしご
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