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せっかくだから、お出かけを

Penulis: 影畑凛星
last update Tanggal publikasi: 2026-10-04 10:35:53

「昨日の服は、どうしましょうか」

 蒼真に尋ねられ、美月は少し考え込んだ。

 確かに、あの大量のベビー服をどうするかという問題が残っていた。

「……今回は、いただきます」

「よろしいんですか?」

「はい。もう買ってしまったものですし、返品するのもお店に申し訳ないので」

 何より、自分と子供のために選んでくれた気持ちまで、なかったことにはしたくなかった。

「でも、今回だけですよ。次からは、こんなにたくさん買ってこないでくださいね」

「分かりました」

「高いものを買う時も、ちゃんと相談してください」

「はい」

 妙に素直な返事が続くので、美月は少し心配になった。

「……本当に分かりました?」

「今度こそ、理解したつもりです」

「つもり、なんですね」

 美月はため息をついたものの、それ以上は追及しなかった。

 

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