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第7話

Penulis: 夕葉
新規プロジェクトが世間に発表される段階に入ると、私の名前は業界のニュースで再び取り上げられるようになった。

新作発表会見の当日、会場には提携先が招待した数多くのメディアが詰めかけていた。

私がプレゼンテーションを終えた直後の質疑応答で、一人の記者がマイクを握った。

「水瀬さん、一つお伺いします。あなたは3年前、ご結婚を機にこのプロジェクトから一度身を引かれていますよね?

今こうして第一線に復帰されて、当時の選択を後悔していらっしゃいませんか?」

ざわついていた会場が、一瞬だけ静まり返った。

私は手元のマイクをしっかりと握り直し、顔を上げて堂々と答えた。

「ええ、後悔しています。

ですがその理由は、一つの結婚生活を失ったからではありません。

かつて、自分自身の人生の決定権を、他人の手に委ねてしまったことに対してです」

新作発表会の後、あの質疑応答の様子は短い動画に切り取られ、またたく間に業界のトレンドニュースのトップに躍り出た。

智景は社長室に籠り、その動画を午後じゅうずっと食い入るように見つめていたという。

秘書が「重要な会議の時間が迫っております」と声をかけて
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