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第11話

Author: 炭酸水が大好きな美少女
怜司は服を手に取って立ち上がった。出て行く前に、花梨をちらっと見た。

「ちょっと出かけてくる。莉奈を頼むよ」

花梨は莉奈の無邪気な様子を見て、ふとある考えが浮かんだ。しゃがみこみ、両手をそっと莉奈の肩にのせた。

「莉奈、あの遥さんと希ちゃんも、パパの愛が必要なの。パパはね、本当は、ずっと莉奈と楽しく遊んで、お話もしてあげられるのに。でも今は希ちゃんに会いに行かなきゃいけなくて、ずっと莉奈のそばにはいられなくなっちゃうの」

彼女はわざと一息おいて、こう続けた。「莉奈、これからはパパにばっかりくっつくのは、やめようね?」

莉奈はママの言葉を聞いて、口をへの字に曲げた。「ママ、パパを取られたくないよ」

花梨はその流れで莉奈を抱きしめ、そっと背中をたたいた。「莉奈、いい子ね。パパを取られたくないなら、これからがんばってパパを引き止めなきゃ。じゃないとパパは遥さんに取られて、もう帰ってこなくなっちゃうよ」

莉奈の体は、かすかに震えた。目には涙がいっぱいたまった。パパを失うかもしれないと思って、ひどくうろたえた。

莉奈は花梨の服の裾をぎゅっとつかんだ。泣き声まじりで言った。「ママ、
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