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第7話

Auteur: 青い柚子
「嘉人さん、探すの大変だったよ」

美乃梨が嘉人に向かって飛びついたが、彼は素早く立ち上がり、かわしてしまった。

美乃梨は空振りをしてしまう。

嘉人は指を突きつけ、怒鳴りつける。「また来たのか……言っただろう、天美に腎臓を提供するつもりはないって!

お前のせいで、綾乃は僕のもとを去り、芽衣は死んだんだ。

それなのに天美を助けてほしいって?夢でも見てろ!」

そして嘉人は美乃梨を地面に押さえつけ、容赦なく殴りつけた。

私は普段なら、男が女を殴るのを見ると耐えられない。でも、相手が美乃梨なら、見て見ぬふりもできる。

よく考えたら、やはり心の底で許せず、警察に通報してしまった。

証拠不十分で、翔は無罪で釈放されたが、嘉人は故意傷害で十五日間拘束された。

この件で、私は翔に対する印象を改め、少しずつ彼の好意を受け入れてみようと思った。

しばらく一緒に過ごすうち、私と翔の距離は急速に縮まっていった。

好奇心から、なぜずっと自分を追いかけてきたのか、私は翔に尋ねてみた。

翔は真剣な眼差しで私を見つめ、その理由を語り始めた。

そうして初めて、私は知ったのだ。彼こそ、幼いころず
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