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120.繋がる喜びと甘い夜
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2025-08-14 21:05:01サラリオ様の唇が、私の唇から首筋へと移動していく。熱を帯びた吐息が肌をくすぐり、背筋に甘い震えが走った。サラリオ様の指が私の髪をとかし、そして背中へと滑り、優しく服の紐を解いていく。私はただされるがままに、その熱に、指に、身を委ねていた。
「葵……綺麗だ。」
服を脱がされ、あらわになった私の身体をサラリオ様は愛おしそうに見つめる。その瞳には、私のすべてを受け入れてくれるような深い愛が満ちていた。
彼の指先が私の肌をなぞるたびに、全身にピクンと電流が走る。その電流は、今まで感じたことのない甘美で熱帯びている。生まれて初めて、自分の身体がこんなにも愛おしいものだと感じていた。
ベッドに優しく横たえられ、サラリオ様が私の上に覆いかぶさる。サラリオ様も纏っていた服を脱ぐと鍛え上げられた強靭な胸元が露わになった。
サラリオ様は、私の瞳をまっすぐに見つめ、優しく尋ねた。
「はい。なんだか今、とても幸せな気分でおかしくなりそうです。」
私の言葉に、彼は優しく微笑み、再び私の首筋に顔を埋めた。
「……ん。葵、私もだ。愛している。」
サラリオ様の厚い身体が私の身体に密着し、心臓の鼓動が重なり合う。初めて肌と肌を触れ合わせたというのに、遥か昔から知っ
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