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第5話

作者: 蒼井颯
署名を終えた後、隼人は美緒を連れて店を出ていった。

綾乃も部屋に戻り、自分の荷物を整理し始めた。

手元の結婚指輪が目障りで、外そうとした。

妊娠してから手が一回り腫れてしまい、どうやっても抜けなかった。

彼女は購入したジュエリーショップに行って、スタッフに外してもらうことにした。

店に入る前から、すでに隼人と美緒の姿が目に入った。

「石川様、こちらの結婚指輪は、有名なジュエリーデザイナー、ロバート氏の手によるデザインです。ご覧になってください」

「すごく綺麗……隼人、これにしようよ」

美緒は待ちきれない様子で手を差し出し、隼人に指輪をはめてもらおうとしていた。

綾乃は少し離れたところから、隼人が片膝をついて美緒に指輪をはめる姿を、はっきりと目にした。

歓声が上がる中、二人はしっかりと抱き合っていた。

綾乃が離婚届に署名したばかりだというのに、隼人はもう美緒と一緒に指輪を選びに来ていたのだ。

綾乃は自分の手元の指輪に目を落とした。この指輪は隼人の母が選んだものだった。

結婚は隼人の本意ではなく、彼は指輪を選ぼうともしなかったし、ウェディングフォトも数枚、適当に撮っただけだった。

本当は綾乃も、こんな日が来ることをずっと前から分かっていた。隼人の心に自分がいないなら、これからもずっといないのだと。

「指輪のサイズが少し合っていないようですので、少しお時間をいただければ調整いたします。完成次第、石川家までお届けいたします」

「はい、お願いします」

二人が指輪を選び終えて店を出てから、綾乃はようやく中へ入った。

「石川夫人?」

スタッフたちは彼女の姿を見て、顔色を変えた。

「いらっしゃったんですか?」

「すみません、この指輪を外してもらえますか」

スタッフはおそるおそる尋ねた。

「もう必要ないんですか?」

「さっき見たでしょ?私の夫が、別の女と結婚指輪を選んでたの。彼が別の人と結婚するっていうなら、私がこの指輪をつけてる意味なんて、もうないでしょ」

「石川夫人……見えるようになったんですか?」

五年前、隼人の母が綾乃を連れてこの店に来たとき、彼女の目はもう見えていなかった。

まさか、今日また会って、彼女の視力が戻ってるなんて。

「うん」

綾乃は手を差し出した。

「外してくれる?」

指輪を外してもらい、それを店員に渡した。

「石川家に指輪を届けるとき、この指輪も一緒に持っていってくれる?」

「かしこまりました、石川夫人」

「松本って呼んでください」

「松本様、またのお越しをお待ちしております」

ジュエリーショップを出た綾乃は、自分の右手を一瞥した。もう目障りなものはなかった。なんだか、胸のつかえが取れたようにすっきりした。

天気も良く、彼女は一人で街をぶらぶらと歩き回った。

日が暮れるまで、隼人から一本の電話もなかった。

きっと彼の中では、綾乃はずっと「どうでもいい人」でしかなかったのだろう。

おそらく、彼女がいなくなっても、気づきもしないに違いない。

綾乃が家に帰ったのは、夜の十時を過ぎていた。

ドアを開けた瞬間、ソファに座っている美緒の姿が目に入った。

自分を見ても、美緒は何も言わなかった。

綾乃も彼女を無視して、階段へ足を向けた。

すると、暗闇の中で、美緒が前に足を伸ばしているのが見えた。

……転ばせようとしてる?

綾乃は何事もなかったように彼女を避けて、台所へ向かい、水を一杯飲んだ。

そのまま階段を上がろうとすると、美緒がこっそり後を追ってきた。

そして、最後の数段で突然駆け上がり、綾乃の背後から突き落とそうとした。

綾乃はすぐに体をひねって、その手をかわした。

美緒はバランスを崩し、身体がぐらついた。

彼女はとっさに綾乃の服の裾をつかみ、その反動で綾乃も一緒に階段から転げ落ちた。

「きゃあああ!」

何段も転げ落ちたあと、ようやく止まった時、綾乃は腹部に鋭い痛みを感じた。

下半身から温かい液体が流れ出すのを感じ、痛みに耐えながら手を伸ばして触れてみると、真っ赤な血が手についた。

恐怖が一気に押し寄せてくる。

同じく、美緒も無事ではなかった。

彼女は苦しそうに叫んだ。

「綾乃さん……なんで私を突き飛ばしたの!?痛い……!」
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