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第455話

مؤلف: 結奈々
「そうなんだ」隼人は笑うと小さな八重歯がのぞいた。「おじいちゃんが言ってたんだ。柚香姉ちゃんが蒼海市で初めてパーティーに出るんだから、みんなに『神崎家の大事な子』だってちゃんと知らせないとって」

柚香「……」

隼人は後ろをちらっと見た。「後ろのは昭彦おじさんが用意した人たちだよ」

真帆と柚香が振り返ると、いつの間にか黒崎家と神崎家のボディーガードが二列に並び、二人を囲むように立っていた。

「さあ、柚香姉ちゃん」隼人はドアに手をかけ、終始にこやかなまま。「おじいちゃんが前で待ってるよ」

次の瞬間、彼の表情がわずかに止まった。

ドアが開かない。

「すみません、その役目は取らないでいただけますか」タイミングよく慎吾が車から降り、自らドアを開けた。「お嬢様の専属ボディーガードは俺です。ドアを開けるのも仕事なので」

隼人は手を離し、目尻を少し上げた。

慎吾は手で車の上部を押さえ、まるで紳士のように丁寧に言う。「お嬢様、どうぞ」

柚香「……」

昔、遥真と一緒にいた頃も、こういうことがなかったわけじゃない。

それでも、隼人と慎吾にこうして挟まれると、なんだか妙に落ち着かない。
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  • 手遅れの愛、妻と子を失った社長   第463話

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  • 手遅れの愛、妻と子を失った社長   第461話

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