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last update Huling Na-update: 2025-11-17 06:00:45
 色気のない胸を整えるための和装ブラジャー姿にさせられた。見られたくなかったけれど、この流れを断ち切るよりいいのかな……。できれば早くはぎ取っていただきたい。

「ひかり」

 私の意思が通じたのか、彼にあっさりブラジャーを取り去られ、上半身が露出した。蓮司もシャツを脱ぎ捨て、私に覆いかぶさってくる。彼の重みを全身で受け、嬉しさに震える。

 頬を撫でていた掌が耳の裏へと滑っていく。その動きが予想外に淫靡で背筋が震えた。

「ん……っ」

 喉から勝手に漏れる声に自分でも驚く。初めて蓮司に聴かせる甘い声。変じゃないかな……ほかの女性と比べられたりしたら嫌だな。

「綺麗だ、ひかり」

 彼の囁きが耳殻を撫でる。耳にも性感帯があるのだと、今、初めて知った。

「もう離さない」

 その言葉が現実となるべく彼の腕が強く私を抱きしめる。肌のぬくもりが重なり合い、互いの鼓動も混ざり合う。いつもスーツの下に隠されていた男性美がそこにあった。想像以上の逞しさに私の心臓はことさら高鳴る。

「はぁっ……」

 愛撫が開始された。彼の唇が鎖骨から乳房へと這う。

「あっ……!」

 堪らずに喘ぎ声が零れ、噛みつくような先端への口づけに乳首が硬くなる。もう一方は彼の長い指に弄ばれている。

「ずっとこうしたかった」

 舌先でひたすら弱点を攻めながら、揉んだり吸ったり、私の反応を楽しみながら様々な行為を試してくる。その言葉が真実だと証明するように、彼の口が乳房から腹部へと刻印を刻んでいく。舌先が臍の周りを円を描くように舐める。ぞわりとした感触が背筋を駆け上がり、私は無意識に彼の肩に指の跡がつくまでしがみつく。

「もっと……」

 自分でも驚くほど貪欲な声が出た。蓮司に触れられた箇所が熱くて、じんじんする。

 でも、やめないで。もっと触れて欲しい。

 蓮司が苦笑する。「心配しなくても、一晩中触ってやるから慌てるな」

「一晩中なんて無理っ……」

 先端を甘噛みされて思わず背中が弓なりにのけ反る。びくびくと体が勝手に震えてしまう。

 蓮司と名を呼べば、すぐさま答えてくれる。

 私はひたすら蓮司に甘やかされた。彼のくれる愛撫が心地よくて、涙目で哀願を続ける。

 ぞくぞくと快楽が全身を駆け抜ける。

 たっぷりとほぐされた体は、蓮司を待ちわびている。私の物欲しそうな顔に気が付いた蓮司は意地
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