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3. 「異世界ほのぼの日記」⑲

Penulis: 佐行 院
last update Terakhir Diperbarui: 2025-02-03 09:00:59

-⑲あっけない最後と暴露-

 排気音を聞き林田は覆面パトカーを横に並べた、リーダーの車のヘッドライトが見え始める。

 林田達は車の後ろから叫んだ。

警官達「止まれー、止まれー!!!」

 リーダーや光、そして後続車はドリフトして止まった。

林田「お前ら迷惑防止条例違反だ、逮捕するぞ!!!」

リーダー「父さん待ってよ!!!俺だよ、利通(としみち)だよ!!!」

林田「なんだと?!」

 林田はリーダーの顔を懐中電灯で照らした。

林田「利通!!!すまん!!!」

 リーダーこと林田利通警部補は先程の会話から分かるように林田警部の息子で警部の別動隊として動いていた。

 どうやら今回は林田警部の聞き違いらしく、作戦を遂行しようとした息子一行を捕まえてしまったらしい。というより車を見て分からなかったのだろうか。

 一先ず全員で下山する事にした。

 夜が更ける、大きな一仕事を終えた光は空腹で仕方なかった。今日は自分へのご褒美に何かいつもと違う美味しい物を食べよう、明日は有給にしているからいつもより多めにお酒を煽っても問題はない。とりあえず『カフェラッテ』を地下に入れておかなきゃ、それか明日洗車してからにしようか、愛車を転がしながらどうしようか考えていた。

 ルンルンとした気分で家路を急ぐ、5速から4速に下げると光の気持ちに応える様に愛車は加速した。新しく買った軽乗用車の横に駐車し玄関のドアを開けようとしたら服に忍ばせていた携帯が鳴った、林田だ。かなり出来上がっててご機嫌らしい。

林田(電話)「もしもしぃ、光さんですかぁ?今日の主役が来てないなんて駄目でしょう、早く早くぅ!」

利通(電話)「俺はあなたの走りを見て感動したんですぅ、吞みましょうよ~。」

 その瞬間、車のハイビームが光を照らした。ネスタが軽トラで迎えに来たのだ。

ネスタ「ごめんね、うちの人がどうしても連れて来いって言うから・・・。」

光「良いですよ、食費が浮くから行きます行きます。」

ネスタ「あ、そうそう、今日のテーマ『皆平等』だってさ。出前が来ちゃうから早く帰らなきゃ、私も早く呑みたいし。」

 『皆平等』ってどういう事だと思いながら軽トラの助手席に乗り込み林田家に向かった。

林田家の和室に入ると警官達が陽気に・・・、いや口喧嘩しながら呑んでいた。

テーブルには唐揚げ、カキフライ、アジフライ、カニクリームコロッケ、そして明
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  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   7. 「異世界ほのぼの日記3」㊺

    -㊺ きっかけは一服- 恐れながら女神(というより古龍)に質問した好美には気になる事があった。好美「あのセリー神様、どうして美麗(メイリー)はこの世界に来ることになったんでしょうか?」 今までの転生者達のパターンでは、映像付きで説明がされていたが、神々の世界でも親子の間で違いがあるらしく・・・。セリー「そうですね・・・、美麗(みれい)さんは覚えてらっしゃいますか?」美麗「えっと確か・・・。」 美麗が言うには降雪は無かったものの、コート等を羽織らなければ外を歩けない2月の事だった。 この日美麗は会社の会議で使う資料を自室に忘れたのでランチついでに家(というか店)へと取りに帰っていた、恥ずかしかったのか、親子はずっと中国語で話していた。王麗(回想)「あんたも相変わらずな子だね、いくら会社が家に近いからって習慣(クセ)になっていないかい?」美麗(回想)「仕方ないでしょ、昨日だって遅くまで部屋で仕事してたんだもん。資料纏めるの大変なの。」王麗(回想)「よく言うよ、ただ飯目的で帰ってきているクセにちゃんと小遣いから引いておくからね。」美麗(回想)「何よ、ケチ!!」 そんな中、2人にはある違和感があった。王麗(回想)「何か焦げ臭いね・・・。」美麗(回想)「そうだね、1号棟の方かな。」 するとその「1号棟の方」から男性の叫び声が。男性「火事だー!!」 どうやら1号棟1階のコンビニの店員がフライヤーの電源を切らずに煙草へと向かった為に強すぎたガスの火が油に引火して火事が起こった様だ、至って冷静だった親子2人はすぐ近くにあった消火器を手にコンビニに向かった。王麗(回想・日本語)「皆さん、下がって下さい!!」美麗(回想・日本語)「誰か、消防車と救急車の手配をお願いします!!」 こういう現場に慣れているのか、流石は飲食店及び警官の親子だと言える位の手際で消火を始めた。 数分後、必死の思いで火を弱くした2人の耳にまさかの一言が入って来た。女性「中に・・・、子供が・・・!!」 店内が未だに燃えている中、親子連れで来ていた母親が涙ながらに訴えて来た。その声を聞いた美麗はダッシュで店内へと向かった。王麗(回想)「美麗!!」 母の呼び声を背に果敢に救出に向かう美麗は、火により崩れていく瓦礫の中を進んで行った。美麗(回想)「おーい、大丈夫?!返事

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    -㊹ やらかしてしまった古龍- 顎が外れる位の驚きをずっと隠せずにいる美麗を横目に龍から『人化』した女性はゆっくりとテラスへと降り立った、好美達にとって見覚えのある全体的にピンクの装い。好美「まさか貴女様の方からお越し下さるとは思いませんでした、わざわざすみません。」女性「こちらこそ色々と申し訳ございません、父はフィーバー中で手が離せないと申しておりますので代理で来ましたの。」美麗「ねぇ、聞き覚えのある声だけどこの人誰なの?」好美「美麗(メイリー)、何とんでもない事言ってんのよ!!こちらの方はさっきお声をかけて下さった女神様じゃない!!」 そう、テラスへと降り立ったのは「一柱の神」と称されるセリー・ラルーだったのだ。セリー「好美さん、美麗(みれい)さんの事を怒らないであげて下さいませ。この世界に来て初めての事ばかりだから動揺するのは仕方ない事じゃないですか、実際貴女もこちらの世界に来た時全く動揺してなかった訳ではないでしょう?」好美「確かにあの時「死んだ」かと思った時にはこの世界にいて、何が何だか分かりませんでした。」 古龍(エンシェント・ドラゴン)・・・、いや女神様に正論を言われて反省する好美の横で未だに驚きと動揺を隠せない美麗。美麗「人が人魚で・・・、龍が人になって・・・、どういう事ー?!」 訳が分からなくなった美麗はその場に倒れてしまった。セリー「あら、何か悪い事をしちゃいましたわね・・・。」 頬を掻く女神を背に急いでキッチンへと向かう好美。好美「水持ってきます!!」セリー「すみません、恐れ入ります。」 数分後、美麗は守に見守られ、そして女神に膝枕されながらゆっくりと目を覚ました。正直、この世界ではかなり貴重な経験と言えるだろう。セリー「だ・・・、大丈夫ですか・・・?」美麗「わ・・・、私・・・。」セリー「無理をなさらないで下さい、今好美さんがお水を持って来て下さいますので。」 好美から水の入ったグラスを受け取った美麗は一気に煽って冷静さを取り戻した。セリー「驚かせたお詫びと言ってはなんですが、治癒魔法をかけさせて頂きますね。」 セリーが右手を美麗の額に添えると、美麗の全身がゆっくりと光り出した。セリー「美麗さん、恐れ入りますが深呼吸をしてくださいまし。」 言われた通りに深呼吸をした美麗は全身の力や緊張が抜け、自

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    -㊶ 誰だって食欲が湧く- 出来立てのグラタンに食らいついた好美はフーフーしなかったので料理の熱さで口をハフハフさせていたが何故か幸せそうに見えた。好美「あっつ・・・、あっつ・・・、でも美味しい・・・。」ピューア「慌てて食べるからよ、ほら水飲んで。」 ピューアがこう言いながら手渡したのはカップ酒だった、この件、守達は身に覚えがある気がしてならなかった。 気を取り直して、好美は「バカ辛鍋」へと目線を向けて箸をつけた。好美「凄い色だけど何が入っているの?」ピューア「フフフ・・・、食べてからのお楽しみ。」 好美はたっぷりの野菜と春雨を一緒に口へと運んだ、ただまたフーフーしなかったので・・・。好美「あっつ・・・、これもあっつ・・・、辛いからビール欲しい。」ピューア「馬鹿ね、さっきもそうだったじゃないの、ほら水。」 そう言って次に渡したのは焼酎、2人が馬鹿なのはお互い様らしい。その様子を見て守は笑っていた。好美「何よ守、馬鹿にしてるでしょ。笑わないでくれる?」守「いやこの光景が滑稽で何処か可愛いなと思ってさ、ただ以前に見た事のあるのは気のせいかなって・・・。」真希子「そんなの気にしても仕方ないじゃないか、折角の料理が冷めるだけだよ。」 確かに真希子の言っている事は間違っていない、しかし何かがおかしい。先程から料理の減りがやたらと早い様な気がする。ただ以前ナルリスの店で見かけた時の犯人である好美は目の前にいるので守は訳が分からなくなっていたがその疑問はすぐに解決した、守は料理のすぐ傍で箸だけが異空間から覗いていたのでその箸の持ち主に小石を掴ませてみた。女性(念話)「痛っ!!何だよ、小石じゃねぇか!!守・・・、やりやがったな!!」守(念話)「やっぱり結愛だったか、お前なら皆大歓迎だから堂々と来いよ。」結愛(念話)「社長の俺が仕事サボって行くわけにもいかねぇだろ、社員たちに示しがつかねぇじゃんかよ。」 つまみ食いをしている時点で十分示しは付いていない気がするが、ただの気のせいだろうか。結愛(念話)「仕方ねぇだろ、毎日資料とにらめっこしてんだから腹も減るんだよ。お前らが羨ましいぜ、俺も酒が呑みてぇよ。」守(念話)「社長だから自由が利くんじゃねぇのか?」結愛(念話)「そういう訳にはいかねぇよ、秘書のヒドゥラが目を光らせてんだぞ!!」 流石

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