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7. 「異世界ほのぼの日記3」96

Auteur: 佐行 院
last update Date de publication: 2026-03-09 11:18:58

-96 社長の拘りから-

 いつの間にかレストランにいた社長に好美は美麗について聞いておこうと思った、自分も人の事を言えた状態ではなかったが泥酔されては聞ける事もきけなくなってしまう。

好美「ねぇ結愛、さっき美麗から聞いたんだけど新しい社屋を作るのが遅れてるって本当なの?」

 ビールが並々と注がれたグラスを片手に結愛はゆっくりと答えた、どうやら原因(と言うより理由)は結愛自身の拘りにある様だ。

結愛「ああ・・・、実はミスリル鉱石が数年に一度の不作になっている様なんだ。」

好美「ミスリル鉱石?何の関係がある訳?」

 結愛が言うには貝塚財閥関連の建物の外壁には必ず溶かしたミスリル鉱石を塗っているらしい、情報漏洩の防止と建物自体の強化が目的の様だが一応高級品であるはずのミスリル鉱石をそんな使い方して勿体ないと思うのは俺だけだろうか。

結愛「良いだろうがよ、従業員あっての貝塚財閥だぞ。命は金で買えないじゃねぇか、建物を強くする事で従業員を守ってんだよ。」

 これはこれは・・・、いち社長として立派な事を言っている様だな、相も変わらず口は悪いが。

結愛「この口調は昔からだろうがよ、それに誰がこの
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  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   7. 「異世界ほのぼの日記3」385

    -385 侮れない- 俺自身は咄嗟に出た冗談だと思っていたのだが、デルアが「ビル下店」の調理場で1人頭痛薬と胃薬を服用する一方で「C’ s キッチン」のホールでは「朝ごはん」と称してダンピール(ガルナス)達が相も変わらず飯を貪っていた。 上級人魚(ピューア)は先程からずっと女子高生達の方を見て「2人共遅刻するのではないか」と心配している一方で、「まぁ『瞬間移動』でも使えば何とかなるか」と言う気持ちも芽生え始めていたので正直「どうにでもなれ」とやけくそ気味になっていたのも否定はできない。 ただ元黒竜将軍(デルア)との『念話』でも言った通り、業務用の炊飯窯一杯に用意していた特製の炊き込みご飯が今にも無くなろうとしていたので「このままでは商売にならないのではいか」とピューア自身は危惧していた様だ。ピューア「お・・・、お父さん・・・。どうしたら良いのかな、炊き込みご飯が無くなっちゃうよ。」 白米と違ってだし汁や刻んだ野菜と油揚げといった具材を用意するという手間が必要となる為に開店前からバクバクと食われてしまうと正直言って困ってしまう、しかし長女から報告を受けた父親は至って冷静であった。一先ず次女たちが未だに食事を続ける現場から少し離れた場所へとニクシーを連れて行って一言・・・。メラルーク「ピュー、今更何言ってんだよ。あの2人(いや今回は3人か)が釜の飯を平らげちまうだなんて日常茶飯事じゃねぇか、「まずい」と思うのはコンロの隣を見てからにしてくれないか?あ、今のはくれぐれもメラ達には内緒な。」 ピューアがメラルークの指差した方向を見てみるとその先には一回り大きな炊飯窯が鎮座していた、よく見ればもう既に点火されている。メラルーク「こういう事もあろうかといつも別々に作ってんだよ、ただメラ達にあの釜の存在を知られる訳にいかないから1つしか無い様に見せかけていたんだ。騙すような事して申し訳ない、この通りだ。」 深々と頭を下げるマーマンの目の前でニクシーは開いた口が塞がらない様子でいた、どちらかと言えば「怒っている」というよりそれを通り越して「呆れてしまっている」という方が正しいのかもしれない。ピューア「そりゃあメラ達にお腹いっぱい食べさせてあげたいって言うお父さんなりの気遣いなんだとは思うんだけどね・・・、私嫌な予感がするのよ・・・。」メラルーク「「嫌な予感」

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   7. 「異世界ほのぼの日記3」384

    -384 図々しいにも程がある- 時計は午前7:35を示していた、メラとガルナスが好美のマンション下の乗り場から乗る貝塚学園魔学校行きの学園バスは出発が7:50なのでここでゆっくりと食事をしている暇がある訳がないと思ってはいたんだが・・・。ピューア「2人共、どう見てもまだ制服を着ていないじゃない。そんなにのんびりとしていて良い訳?!」 何処からどう見ても女子高生2人はまだ寝る時の格好のままだった、このままでは例え間に合ったとしても恥をさらしてしまうのが見え見えだ。メラ「大丈夫だって!!よく言うでしょ、「朝ごはんは1日のスタートだからちゃんと食べなさい」って。」ピューア「そりゃあ私だって中学・高校生の頃はよく言われてたけど授業の準備を整えてから食べる様にしていたの、もしかしてこれってあんたの影響な訳?」 もしかしなくてもそうである、ニクシーがふと好美の方を見てみると夜勤明けでよっぽどお腹が空いていたのか4回目のお代わりをよそおうとしていた様だ。好美「私(ははひ)、何も悪くないもん(はひほはふふはいほん)。」ピューア「はいはい、何となく言いたい事は分かるけど食べるか喋るかどっちかにすれば?」 呆れ顔をしていたピューアの言う通りにした好美、ただどうやら別の方向に持って行ったらしく・・・。ピューア「あ・・・、食べる方にしたのね。素直で良いんだけど仕方のない子なんだから。」 改めて言う事でも無いが、夜勤の休憩中に好美はいつも通りデルアの作った弁当をたらふく食べていた。因みにだが今日は調理師を目指すヌラルがバイト中に練習をしていて作り過ぎたという餃子や焼売、そして春巻きが入っていた様なのだが・・・。デルア(念話)「好美ちゃん・・・、弁当結構な量だったはずだけどまだ食べてんの?」 店の事で相談を持ち掛けようとオーナーの事を『探知』していた「ビル下店」の新店長が呆れ顔で『念話』を飛ばして来た、因みに混沌龍(ヌラル)が「作り過ぎた」というレベルを超えた点心の量は半端では無かった様で・・・。デルア(念話)「食べた本人だから分かると思うけど、あれ何人前だと思ってんの。暫くの間何も食べていなくても大丈夫と思っていたのにな・・・。」 どうやって詰めたのかを知りたいのだが、(一応)おかずとして入っていた3種類は各々15人前だったらしいのでどう考えても「弁当」とい

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    -383 欲と要望に身を任せ- 多種多様の住民が住んでいるこの世界で皆が老若男女問わず1つの料理を同様に楽しむのはやはり難しい事なのかも知れない、しかしメラルークは「相手に合わせる」事でそれを実現しようとしていた。 ただトンカツ1つと言っても熱々でサクサクのまま食べたい住民だって、そして卵でとじたカツ丼として食べたい住民だっているはずだ。 流石にすべてのリクエストに100%応えるのは誰にだって不可能、「全知全能の神」であるビクター・ラルーだってミスをするから十分あり得る話だと言える。ピューア「そう言えばお父さんって、毎回必ず数種類の釜でご飯を炊いているよね?」メラルーク「ああ、やはり米も「硬め」「普通」そして「やわらかめ」を用意する様にしているんだ。皆が気兼ねなく楽しめる様にするにはそれなりの配慮が必要だからな。」 メラルークは各々の硬さに応じて米の品種や配合、そして炊飯に使用する水も自分の舌で選んでいるという拘り様だった。そこまで選び抜いていたはずだというのに貝塚財閥(結愛)が開発中の米に統一して大丈夫なのだろうか・・・、と思っていたらやはり侮れない所があるらしい。ピューア「ねぇ・・・、お米って炊いただけでこんな味になるっけ?」 よくよく考えてみればピューアは寿司屋で働いていた元板前だ、米に関しては熟知していると言っても過言では無い。メラルーク「やはりお前の舌は騙せないな、炊飯に使用する水に出汁を入れているんだ。風味が良いだろ、米だけで食が進む位のものを用意するのが俺の決め事なんだ。」ピューア「でもさ・・・、うちって豚カツがメインだよね?」メラルーク「勿論豚カツの味を邪魔しない程度にだ、しかし皆が好きな物を俺も好きになって悪い訳が無いだろう?」 当然の事だ、人の好みを否定して良いなんて事はある訳が無い。ピューア「ただね、米の硬さだけなら釜は3種類で十分じゃないの?」メラルーク「うん・・・、そうなんだが・・・。」 メラルーク本人にはまだ拘っている点がある様なのだが、米に拘り過ぎて豚カツの事を蔑ろにしているのではないかと勘違いしてしまう。そんな事を考えていたらやけに食欲を誘う良い香りが・・・、そして炊飯完了を告げるブザーが・・・。ピューア「この香り・・・、もしかして炊き込みご飯?!」メラルーク「そうだ、お前も好きだっただろう?」ピ

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   7. 「異世界ほのぼの日記3」382

    -382 必要・・・?- 重役を数人も集めてまで話し合う様な物でも無い議題に副社長と上級人魚(ニクシー)が大声でツッコミを入れる中、結愛は何食わぬ顔で会議を進め始めた。本当に議題は「学園の生徒達が来月行くバス遠足の目的地」らしいのだが・・・。光明「おいおい結愛、遠足の目的地は毎回各クラスが希望を出して多数決で決めるってのがルールだっただろ?何で俺達が話し合う必要があるんだよ。」 ごもっともな意見だと思うが今聞くべきなのは別の事では無いかとも思ってしまう。ピューア「ねぇ・・・、その議題だったらアンケートを集める必要無かったんじゃない?」 そうそう、それそれ。結愛「そうなんだけどさ、アンケートだってまずは結果を集計しないと会議の資料にしづらいだろう。一先ず『アイテムボックス』で持ち帰って集計するから、決してゴミにはしないし勿論個人情報も保護するから大丈夫だって。」 「勿論」というより「当然」と言う言葉がピッタリでは無かろうかと思うが今は触れない方が良いのかも知れない、ただ今更だがどうして重役が集まって遠足の目的地を決める必要があるのだろうか。光明「おいおい、俺の事は無視か?」結愛「んな訳ねぇだろ、俺だって人なんだから一度に何個も何個も答えることが出来ないって分かるだろ?」光明「でもさ、俺が先に質問したはずだぜ?」結愛「落ち着かせる時間位くれよ、急ぎの用事でもあるってのか?」 ヤバい・・・、この2人の事だからこのままだと喧嘩になりかねない。光明「あのな・・・、忘れたとは言わせねぇぞ!!お前が「今日ネトゲの新しいクエストが配信されるから先回りして見ておいてくれ」って言って来たんだろうが!!」 おいおい・・・、こう言っちゃなんだが理由が超下らねぇな・・・。結愛「そうだよ!!忘れてたよ!!お前何でここにいるんだよ!!」光明「お前が全員を呼び出したんだろうがよ!!」 お2人さんすみません・・・、公衆の面前で恥ずかしく無いんですかね?ほら、ちょっと深呼吸して周りを見ましょうよ。結愛・光明「・・・、やっちった・・・。」 2人の様子を見た重役達はこうなる事を予想していたのか、すっかり呆れ顔になっていた。重役①「はぁ・・・。社長、そして副社長?話し合いは終わりましたかね・・・?」結愛「は・・・、はい・・・。すみません・・・。」 恥ずかしくて仕

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   7. 「異世界ほのぼの日記3」381

    -381 本当に良いのか?- これも改めて言う事では無いはずなのだが結愛が仕事をほったらかして酒を吞んでいる場面に突如怒り心頭の光明が『念話』を飛ばして来るという事は・・・、お前またか?光明(念話)「そうだよ・・・、突然重役会議を抜け出したままなかなか帰って来ないから「まさか」と思ったけどやっぱり『瞬間移動』して酒を呑んでいたとはな。」 結愛さん、旦那さんはそう仰っていますが反論はあります?結愛(念話)「あのな・・・、俺はいつも言っているはずなんだよ?「俺無しでも重役会議位回せないと駄目じゃねぇか」って、ちったあ副社長らしい事をして欲しいもんだぜ。」 結愛自身の言葉の聞こえは良いのかもしれない、しかし言い換えてしまうと「重役会議なんて決して出たくない」と言っている様にも聞こえてしまう。光明(念話)「頼むよ、お前がいないと他の重役や社員達に示しがつかないだろ?代表取締役社長が毎回毎回会議をすっぽかす会社が何処にあるんだよ。」 どうやら今まで以上に教育支援に力を入れている大企業を引っ張る立派な社長になった今でも「面倒くさい事は嫌い」だという性格は変わらないらしい、全く誰に似たんだか・・・。結愛(念話)「うっせぇよ、俺は俺だ!!誰かの性格をそのまま模写した様な人間じゃねぇっつうの!!」 あ・・・、そっすか・・・。それは良いんですけど光明さん、今回はどの様な会議だったんですか?光明(念話)「「どの様な」って言われても今回の会議を言い出したのは結愛自身なんだよな・・・、多分米の開発事業についてだと思うんだけど。当の本人が会議室にいないと意味が無い気がするんだがこれじゃぁな・・・、重役全員集まっているのにどうするつもりなんだよ。」結愛(念話)「お・・・、俺はモニタリングに協力してもらっているこのお店で集めて貰ったアンケートの結果を基に会議を進めて行こうと思って回収しに来ただけだったんだよ。俺だってちゃんと会社の事を考えているんだって、分かってくれよ!!」 何処からどう見ても結愛が手に持っているのはアンケート用紙ではなく一升瓶、勿論日本酒は今回の会議における参考資料に全くならない。光明(念話)「お前な、顔を赤くして会議に出る会社の社長が何処にいるんだよ。」 呆れ顔の旦那の台詞をどうやって捉えたのかは分からないが、突然右手を突き上げだした結愛。何を考え

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   7. 「異世界ほのぼの日記3」380

    -380 また喧嘩にならなきゃ良いけど・・・- ニクシーの言った通り確かに2人は楽しそうに呑んでいただけだ、何の問題も無い。先程俺が「大丈夫か?」と尋ねたアルバイトの賄いもいつも通りとなっていたので何の心配も無い、正直計算通りにやられたのかもしれないと拳を握りたくもなるが今は雰囲気を悪くしてはならないのでそっと様子見をする事にしよう。結愛「おやっさん、どうだよ?いい加減俺の事を「結愛」って呼んでくれるようになってくれたか?」メラルーク「あたぼうよ、今まで何で堅苦しく「結愛社長」なんて呼んでいたのかが分かんねぇ位だってんだよ。」 酒を呑む人って性格等が変わる事が多いと思うが、まさかメラルークが下町の江戸っ子みたいな口調になってしまうとは思わなかったなぁ・・・。メラルーク「何だって?!あんたな、いくら作者でも俺っちの事を何でも知ってる様な言い方してんじゃねぇよ。」 悪かったって、この通り謝るから許しておくれよ。メラルーク「何だその言い方は、人に許しを請う時は額と両手を地に付けて「申し訳御座いませんでした」と言うんだろうがよ!!」 てめぇ・・・、人が下手に出ているからって調子に乗ってんじゃねぇぞ!!この土下座フェチが!!あんたあれだろ、「超」の付くドSだろ!!ピューア「作者さんごめんなさいって、うちのお父さん呑んだ時だけこういう性格になっちゃうのよ。喧嘩して暫く家を空けていた私が言えた義理じゃ無いけど、温厚な人だって知っているでしょ?お願いだから、ね?」 はぁ・・・、ピューアの顔に免じて許してやるか・・・。ここでの視察・研究が上手く行かないと新店のこれからに影響を及ぼすからな、でもまさか結愛が絡むレベルの大事になるとは・・・。結愛「んだよ、文句あっか?!」 無いです、嬉しい限りです。これできっと「暴徒の鱗」や「C’s キッチン」も安泰です。メラルーク「それにしても結愛、あんたあんな美味い米どうやって作ったってんだよ。本格的にウチで使おうと思うからちゃんと教えてくれ、それと良かったら「安心・安全・信頼」の観点からお客さんの目線から見える様に掲示物にさせて欲しいんだが。」ピューア「お父さん、いくら何でも無理じゃないの?結愛の会社にだって企業秘密位はあるはずよ、そんな簡単に・・・。」結愛「良いに決まってんじゃねぇか、お客さんに安心して食って貰う為

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    -144 牛丼屋と言えば?- 好美の言葉に普段以上の棘を感じながら大好きな味に舌鼓を打っていた守達のテーブルに店員がお盆を持ってやって来た、好美が空けた牛丼の器を下げに来たのだろうかと思っていたのだが両手に持つお盆にはまさかの新たな丼が乗っていた。勿論(と言っても良いのかは分からないが)、守には注文した記憶は無い。店員「お待たせ致しました、「炙り鶏もも肉の親子丼・特大」になります。」守「いや、俺た・・・。」 守が店員に断りを入れようとした次の瞬間、本人にとって人生で最もアンビリーバブルな光景の1つが飛び込んできた。そう、好美が今までに無い位真っ直ぐに手を高らかに挙げていたのだ。好美

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   7. 「異世界ほのぼの日記3」112

    -112 スイーツは別腹と話のきっかけ- 街の中心部で1番大きなビルの所有者、そして15階建てのマンションの大家は会場にある全員の為にスライムが丹精を込めて作ったケーキを半分程食べ尽くしてしまったが故にその場に倒れ込んでしまった。はっきり言って自業自得・・・。真希子「好美ちゃん、いくら「デザートは別腹」とは言っても酷すぎやしないかい?ちょっとは周りの皆の事も考えなよ。」 恋人の母親に正論を言われてシュンとしてしまった好美から少し離れた所から、再び歓声が沸き起こった。何があったのだろうか。ナルリス「私の予想通り、こう言う事もあり得ると思っていたのでプルちゃん本人にお願いしてあちらのケー

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   7. 「異世界ほのぼの日記3」99

    -99 ホウ・レン・ソウ- 渚は話の流れから予想していたので冷静に対処していた様だが、ロラーシュの突然の申し出に自分1人で判断をして良い物かと悩んだ結果としてやはりシューゴとパルライの2人に『念話』で相談してみる事にした。自分が光に昔食べさせていた家庭の味を基にプロデュースした「特製・辛辛焼そば」は兎も角、メインである拉麺の元々の味を作り出したのは2人と言っても過言では無い。シューゴ(念話)「弟子ですか・・・。」 シューゴはバルファイ王国の国道を南下しながら渚からの『念話』を受けていた、もうすぐ貝塚学園魔学校が見える所まで来ていてこの日の巡回コースの3分の1まで達していたが時間的に余裕

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   7. 「異世界ほのぼの日記3」71

    -71 弁当の行方は結局- 複数の従業員に抑えつけられながら、結愛は光明の『瞬間移動』によりバルファイ王国にある貝塚財閥本社へと帰って行った。結愛「やめろお前ら、せめて一口だけでも食わせてくれ!!」 食い意地を張る妻をよそに周囲への気遣いを忘れない夫は、好美達に優しく声を掛けた。光明「好美ちゃん、うちの結愛が本当ごめんね。それとお2人もお騒がせしました。」 数人の男女がその場から即座に離れていくのを見て、貝塚財閥の実情を知ったライカンスロープ達は顔を引きつらせていた。ヤンチ「大企業の社長ってのも大変なんだな。」ケデール「どっちかと言うと結愛社長の方が皆に迷惑を掛けていた風に見え

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