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第77話

ผู้เขียน: 年緒
なんて意地悪な人なんだろう。それに、大人げないんだから。

萌花はふと、ある予感に襲われた。もし腹の探り合いになったとしても、自分では到底彼に太刀打ちできそうにない、と。

時雄の声は甘く響いた。「手伝おうか?」

萌花は、わずかに細められた彼の瞳を見つめた。目尻の曲線には気怠さが漂い、まるで冬の日に炉のそばで丸まる狐のようだ。気だるいが、どこか狡猾さを秘めている。

彼の眼差しの奥で揺らめく温かさに、萌花は顔がカッと熱くなるのを感じた。慌てて視線を逸らし、彼を追い払った。

「もう、早く出てって。あとで行くから」

彼女が照れているのだと悟った時雄は、それ以上からかうのをやめ、素直に部屋を出て行った。

もちろん、立ち去ったわけではない。部屋のドアの前で、彼女が出てくるのをじっと待つことにした。

萌花と時雄が揃って宴会場に到着すると、そこは異様なほどの熱気に包まれている。

その賑わいの中心にいたのは、一人の赤ん坊だ。

理香子がはなの産んだ子供を抱きかかえ、会場中を練り歩きながら挨拶をして回っていて、瞬く間に、その場の全員の視線がその小さな命へと吸い寄せられていく。

色白でぷく
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