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第135話

Author: フカモリ
もう二度と真琴の心には入れない。二度と昔には戻れない。そんな予感がした。

友達にさえ戻れないのだと。

信行は右手を伸ばし、真琴の頬に触れた。その手は真琴の顔を覆うほどに大きい。

真琴がその手を外そうとすると、信行はそのまま彼女の首根っこを押さえ、強引に自分の方へ引き寄せた。

よろめいて信行の胸にぶつかる。真琴はとっさに両手を彼の胸に押し当て、密着するのを防いだ。

それに……鼻をつく由美の匂いが生理的に無理だった。

無言の攻防。

拒絶する真琴に対し、信行は首根っこを掴んだまま身をかがめ、唇を奪おうとする。

真琴は両手で彼を突き放し、顔を背けて避けた。

キスはさせない。

頑なな拒絶に、信行はそれ以上無理強いせず、ただ彼女を見つめた。

伏し目がちにしばらく彼女を見つめ、深く息を吐き出す。額を彼女の額に押し当てたまま、長い間口を開かなかった。

真琴も何も言わず、ただわずかに顔を背け、彼に隙を与えないよう身構えている。

沈黙が続いた後。

信行はいつもの傍若無人な態度に戻り、真琴の頬をつねって自分の方を向かせると、不敵に笑って尋ねた。

「俺に触らせもしない……理由を言
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